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質が先か量が先か?

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質が先か量が先か?

YouTubeの動画も始めました。

動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/jv2vbAIk0cU

 

 

私は小学5年生から6年生の2年間、

同じ先生が担任でした。

 

この先生の出す宿題は少し変わっていました。

それは、

「何でもいいから、ノート5ページやってきなさい」

というものでした。

 

当時、私は母が亡くなったこともあり、

勉強に関して誰かに何か

言われることはありませんでした。

 

そういった環境の中で、私が

どう宿題をこなしていたかと言うと、

計算ドリルを5ぺージ、

次の日は漢字ドリルを5ページ、

その次の日は、また計算ドリル5ページ

その次の日は、また漢字ドリル5ページ

といったサイクルをひたすら繰り返していたのです。

 

とにかく勉強に​時間をかけたくなかったので

殴り書きのような状態で、ドリルを

5ページやることだけに集中していました。

 

きれいに書くとか、正確に問題を解く

といったことを何も考えずに作業のように、

とにかくスピードを意識していたのです。

 

これをすると、毎学期最低3回

計算ドリルと漢字ドリルを

こなすことになります。

 

その結果どうなったかと言うと、、、

 

計算がすごく速くなりました。

この時に培った計算力は

大学合格までずっと役に立ちました。

漢字テストも、常に満点をとっていました。

 

私は5ページこなすことしか考えず、

中身、つまり質は無視して

スピード重視でやっていただけなのですが、

このような結果が得られました。

 

よく質を重視するか、量を重視するか、

どちらが大事かという議論が起こります。

 

大学生に写真撮影をさせた実験があります。

Aのグループには、

「とにかく量を重視して、

最低100枚は撮るように」という指示、

 

Bのグループには、

「たくさん撮らなくていいから

質を重視して撮るように」という

指示を出します。

 

果たしてどちらのグループの

質の高い写真が撮れたかと言うと、、、

 

Aのグループに軍配が上がりました。

 

Aのグループは試行錯誤しながら

たくさん写真を撮っていくうちに、

レベルが上がっていったのです。

 

この結果からも分かるように、

ある程度のレベルまでは

量を重視した方が上達することが多いです。

 

量を重視すると、何も考えずに

行動すると思いがちですが、

そうではありません。

 

人間の脳には右脳左脳があり、

主に左脳が言語を司っていますが、

言語で考えるには、スピードに限界があります。

 

しかし、一見何も考えていないように見えて、

脳は言葉を介さなくても、それよりも

速いスピードで思考をしているのです。

 

ですから、スピード重視で

どんどんやっていっても上達は

可能ということになります。

 

何か学習をする時に、質にこだわって

ゆっくりやり過ぎると、成果が出るまでに

時間がかかってしまいます。

 

質ではなく、量を重視するのも

ひとつの方法かと思います。

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