私が地方の医師不足対策に取り組み出してから、10年近く経ちます。
医師が足りない所というのは、だいたいパターンが決まっています。
簡単に言えば田舎です(笑)。
そして、こういう地域は例外なく、
過疎化、高齢化が進んでいます。
何が問題かと言うと、
人やモノの流れが少ないのです。
日本は島国で離島や半島がたくさんあります。
離島はもちろんのこと、半島も人の流れは少ないです。
たとえば、福島から神奈川県に行く時に、
ちょっと房総半島に寄って行こう
なんて言う人はいません。
東京から名古屋に行く時に、
ついでだから、伊豆半島に寄って行こう
なんて言う人もまずいないのです。
ですから、そういう地域は
どんどん過疎化が進んでいきます。
しかも、離島と違って陸続きのため、
あまり深刻に扱ってもらえないというデメリットもあります。
しかし、実際には、私の田舎の千葉県では、
銚子とか、房総半島とか、
人の流れの少ない地域は、
離島以上に悲惨です。
どんどん過疎化、高齢化が進んでいます。
そして医師も足りません。
では、こういう田舎に、
ドクターコトーのようなお医者さんが来てくれるのでしょうか?
極稀に、いることはいますが、
かなり少数派です。
患者さんのために頑張ろうという気持ちは、
みな持ってはいますが、そのモチベーションだけで、
長年田舎で頑張るというのはたいへんなことです。
結局、長続きせずに辞めてしまう人が多いわけです。
では、どうすれば良いか?
ドクターにもっとメリットがあるようなプランを打ち出す必要があります。
たとえばですが、
定年まで勤めたら、退職金や年金がもらえるなどというのも
良いかもしれません。
いつも書いているように、勤務医の労働環境は
決して恵まれているとは言えません。
将来を見据えた、ドクターへのプランと、
医師不足地域とのマッチング。
いろいろなアイディアを検討中です。
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