チコちゃん出演記念!短期記憶の鍛え方
先日、NHKの
チコちゃんに叱られるという
番組に出演しました。
毎回さまざまなテーマが
取り上げられていますが、
そのうちの一つのテーマの
監修という形で出演しました。
そのテーマとは、
短期記憶です。
短期記憶とからめて、
なぜ夏休みの宿題は
ギリギリになってしまうのかという
テーマでした。
いつもお伝えしている通り、
私たち人間の脳は、
短期記憶が弱いです。
それによって、いろいろな
問題が起きてきます。
たとえば、買い物に行っても、
覚えていたはずの、
買うべきものをうっかり
忘れてしまうといったことが
起きてきます。
仕事も同様です。
仕事のスケジュールも、
あれこれしているうちに、
やり残しややり忘れが発生してしまいます。
やらなければいけないことを
やり忘れて先延ばししてしまったり
といったことが起きてきます。
このように、私たちの脳は
短期記憶、つまり短期間
覚えておく力が弱いわけです。
では、どうすれば防げるかを
考えていきましょう。
その対策としては、
見える化があります。
私の講座では常々、
必ず見える化をしましょう
と伝えています。
たとえば、仕事のタスクです。
これも、全て書き出して
見える化することがオススメです。
頭の中だけで覚えておこうというのは
なるべくやらない方がいいです。
見える化して、1つ1つ
きちんとこなしていけば、
やり残しを防ぐことができます。
「チコちゃん」でも取り上げられていたように、
やりたくないタスクは頭の中だけで
覚えておこうとすると
先送りされてしまいます。
ですから、この見える化が
大切になってきます。
買い物なども同様です。
これも、全部メモしておくのが
オススメです。
書き出して、見える化しておくと、
買い忘れを防ぐことができます。
このように、ミスを防ぐ観点からは、
脳の働きに頼らずに、仕組み化して
見える化することがオススメです。
ただ、この短期記憶を鍛えたいと言う方も
多いかと思います。
そこで役立つのが、
イメージを使って覚える方法です。
いわゆる記憶術とか記憶法と
言われる方法ですが、これは有効です。
たとえば、買い物で、
いくつか買うべき項目があるとします。
これを忘れないようにするために、
使えるテクニックです。
最も簡単なものは、体の部位と
結びつけて覚える方法です。
たとえば、顔の部位と、
買う項目を結びつけます。
ここで、体の部位で
頭のてっぺん、額、目、鼻と
順番を決めておきます。
そして、たとえば
ニンジンが頭に突き刺さり、
額に生卵がぶつかって、
グシャッと割れるイメージを持ちます。
続けて、目玉にホウレン草の茎が
突き刺さり、牛乳2リットルを
無理やり鼻に注ぎ込まれます。
口の中は、トマトを
たくさん放り込まれて、
グシャグシャになるといった
イメージをしていきます。
このように、覚えたい項目と
体の部位を結び付けていくわけです。
ポイントとなるのは、
なるべく単純なイメージではなく、
激しくて、感情に残るような
覚え方がオススメです。
そうすることで、
後から思い出しやすくなります。
これを繰り返すことによって、
記憶力アップが可能になります。
今は、メモ帳を使ったり、
スマホなどがあるので、
記憶に頼らなければならない
場面はあまりありません。
だからと言って、
脳を使わなければ衰えてしまいます。
脳を鍛えるためには、
こういった方法が効果的です。
ミスを防ぐためには見える化をすること、
脳を鍛えたい時には、
イメージを使って覚えることを、
状況によって上手く使い分けることが
オススメです。
よろしければ、動画も
ぜひご覧ください。
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/F87g6ZEo0AE