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睡眠薬は飲んではいけない?

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睡眠薬は飲んではいけない?

夜、熟睡できず、その影響で

昼間ボーッとしてしまうという

悩みを抱えている人も少なくありません。

 

では、どうしたら

熟睡できるようになるでしょうか?

 

熟睡するために、

やってはいけないこと挙げていきます。

まず、1つめは

昼寝をし過ぎることです。

 

患者さんの中にも、

「夜眠れないので、睡眠薬をください」

と言う人が多いです。

 

ところが、こういう患者さんに限って

昼間寝ています。

 

特に入院中の患者さんは、

「眠れないので睡眠薬ほしいです」

と言うのですが、昼に病室を覗きに行くと、

ぐうぐう寝ていることが多いです。

 

昼に寝過ぎれば、

眠れないのは当たり前です。

 

なるべく昼間は寝ずに我慢して、

夜眠るようにした方がいいです。

 

眠くなって仮眠を取るとしても、

短い時間に抑えた方がいいです。

 

よく眠れない2つめの原因として、

運動不足が挙げられます。

 

現代人は運動が足りていない人が

多いです。

 

文明の発達によって移動手段も便利になり、

自動車や電車で簡単に移動できるため、

どうしても運動不足になりがちです。

 

では、運動すると

何が良いのでしょうか?

 

まず、適度に疲れます。

そしてメラトニンという

睡眠を促すホルモンの分泌が増え、

よく眠れるようになります。

 

ですから、夜眠れないと言う人は、

運動をしっかりした方がよいでしょう。

 

どのような運動がいいかと言うと、

ジョギングや加圧トレーニングがオススメです。

しかし、膝が悪いとか

筋力がなくて走れない

と言う人もいると思います。

 

そういう人は、ジョギングでなくても

速歩きでもいいと思います。

 

無理のない範囲で、

適度な運動を心がけましょう。

 

3つめは何かと言うと、

睡眠時間を気にしすぎることです。

 

睡眠時間に関しては、

「8時間寝なければいけない」

「7時間寝るのがいい」

といった説がありますが、

必ずしもそうとは言えません。

 

それにも関わらず、

8時間寝ないといけないと思い込んで、

「私、十分眠れないんです」と言う

患者さんも多いです。

 

特に高齢の方に多いです。

高齢になると眠りが浅くなるので、

熟睡できなくなりがちです。

 

そこで、十分に眠れていないと

訴える人が多くなるのですが、

適正な睡眠時間は人によって異なります。

 

皆が皆、8時間寝なければいけない

ということではありません。

 

 

自分の適正な睡眠時間を

見きわめるためには、

私がいつもオススメしている

自己管理シートが有効です。

 

これを記録していくと、

自分に適した睡眠時間が

分かるようになっていきます。

 

さらに付け加えるなら、

もし十分眠れなかったとしても、

あまり気にしない方がいいです。

 

誰でも眠れない時はありますが、

寝不足で死んでしまうということはありません。

 

死因、つまり亡くなる原因が

寝不足と言う人はいないのです。

 

パフォーマンスは多少落ちるかもしれませんが、

それほど大きな差が出るわけではありません。

 

ですから、結論としては、

眠れなくても気にしない方がいい

ということになります。

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。     

 ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/UbtXIkUNN0E
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