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皆さんは、睡眠時間は何時間ぐらいがよいと考えていますか?
よく「7時間睡眠が適当」だとか「いや、8時間ぐらいは必要だ」とか、
そういった話がマスコミなどで流れています。
しかし、実際にどうなのかと言うと、あまりよく分かっていないわけです。
その一方で、現代人は非常に忙しいので睡眠時間を短くして、その分の時間を
勉強や仕事に充てたり、遊びに充てたりできれば、
より充実した活動ができるんじゃないかと考える人もいらっしゃるかと思います。
一体そのあたりはどうなのでしょうか。
かつて、ナポレオンは短眠だったと言われ、3時間ぐらいしか寝なかったそうです。
実際に、あまり寝なくても平気と言う人は私の周りにも何人かいます。
「1~2時間しか寝なくても平気」「3時間ぐらいで調子がいいな」
と言う人も、それほど多くはないのですが実際に存在します。
なぜそんなに短眠の人がいるのか?
最近の研究によると、短眠の人は遺伝子が違うといった事が言われています。
つまり、遺伝的に短眠でも平気な人、そうじゃない人がいる
という事が、最近の研究では分かってきています。
そのような事を踏まえると、誰でも短眠ができるというわけでもなく、
逆に、短眠の人は無理に長時間寝る必要もないという事になります。
あくまで個人差があるという事です。
それによって適した睡眠時間は当然違ってくるわけです。
では、適した睡眠時間を考える前に、遺伝的に短眠ではない人が
無理に睡眠時間を削る事は良くないのでしょうか。
これもなかなか判定するのが難しいのですが、
例えば、ショウジョウバエの実験があります。
実験的に短眠のショウジョウバエを作って、研究したところ、
短眠のショウジョウバエは短命で早死にだったといった研究結果があります。
人間の場合は、寿命が長いので、短眠の人と長時間眠る人を比べて、
その結果を出すというのは実は非常に難しいです。
ですから、ある意味永遠に結論は出ないのかもしれませんが、
ショウジョウバエの実験では、このような結果が出ています。
それから、こちらの図は睡眠時間とBMI (Body Mass Index) の
相関関係を見たものです。
BMIとは、体重を身長の2乗で割ったもので、これが
大きいほど太っているという事になります。
この相関関係を見た研究によると、
睡眠時間が7~8時間の人が一番太っていません。
眠り過ぎている人もですが、特に短眠の人がひどいですね。
3時間ほどしか寝ていない人が一番BMI値が高いという結果になります。
ですので、こういう結果から見ると
短眠も、眠り過ぎるのもあまり良くない可能性があります。
他にも短眠の弊害というものが考えられますので、
そのあたりはまた次回お話をしていきたいと思います。
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