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短時間睡眠の弊害とは?

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短時間睡眠の弊害とは?

YouTubeの動画も始めました。

動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/S6CVFalcnNw 

 

前回のメルマガでも書きましたが、

睡眠時間が短くても平気な人と、そうでない人とでは、

遺伝子的に違いがあるという事が、最近の研究で分かってきました。

 

短時間睡眠で済むと言うも、実際に存在するのですが、

多くの人はそうではありません。

 

ですから、元々短時間睡眠ではない人が、無理に睡眠時間を削っていると、

さまざまな弊害が出てくる可能性があります。

こういった睡眠時間と病気の因果関係については、

いろいろな研究が行なわれています。

 

例えば、短い睡眠時間が続くと、

インスリンの分泌が悪くなり、血糖値が上がって糖尿病になる

危険性高まるという研究データもあります。

ちなみに、インスリンというのは血糖値を下げるホルモンです。

 

もちろん、睡眠時間の短い人全員が全員、糖尿病になる

という事ではありませんが、そういった傾向があるという事です。

 

また、睡眠時間が短いと、食欲を抑制するレプチンという

ホルモンが減り、太りやすくなるという研究結果もあります。

 

前回のメルマガでは、睡眠時間が短い人は、

BMI(body Mass Index)の値が大きい、

つまり、太りやすくなるというグラフを紹介しましたが、

そのような結果も、このホルモンの変化から説明がつくのです。

 

さらに、睡眠時間が短いと、交感神経の緊張状態が続き、

高血圧になりやすくなるというデータもあります。

 

人間の自律神経には交感神経と副交感神経があります。

交感神経というのは緊張した状態、もしくは運動した時など

主に日中に働く神経です。

 

逆に夜寝ている時、リラックスしている時などは

副交感神経が活発に働くようになっています。

 

ですから睡眠中は、この副交感神経がメインとなって働くのですが、

睡眠時間が短いと副交感神経の出番が減ってしまいます。

 

交感神経の方が頑張ってしまい、緊張した状態の時間の方が

長くなってしまうのです。

 

こういった状態が続けば、高血圧になる可能性が出てくるという事です。

その他にも、睡眠時間が短いと精神が不安定になり、

うつ病、不安障害、アルコール依存症、薬物依存症などになる

確率が上がるといった報告もあります。

 

また、怖いのが、認知症になりやすくなるといったデータもある事です。

 

適当な睡眠時間というのは個人差が大きく、

自分自身に合った睡眠時間を見つける必要がありますが、

ただ一つ言えるのは、短い睡眠時間で無理をする事は良くないという事です。

 

次回以降、自分に適した睡眠時間の見つけ方も解説していきます。

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