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10時間睡眠で集中力がアップ!

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10時間睡眠で集中力がアップ!

YouTubeの動画も始めました。動画で観たい方はこちらをご覧ください。
↓        ↓

https://youtu.be/a66OIeP-eb8  

 

 

皆さんも、睡眠不足という状態を経験された事があるかと思います。

 

この睡眠が足りない状態が日々蓄積されていく事を、

最近では睡眠負債呼ぶようになっています。

まるで借金のように睡眠の不足が積み重なっていくイメージです。

 

この睡眠負債という言葉は、今でこそいろいろな人が使っていますが、私が以前出した

「東大ドクターが教える集中力」という本でも睡眠負債について触れています。

https://goo.gl/UjNB5L

(※アマゾンのサイトに飛びます)

 

この本の中でも、睡眠については詳しく解説していますので、

ご興味のある方はぜひご覧ください。

今回は、スタンフォード大学のバスケットボール選手10名に対して

行なった実験をご紹介します。

 

どのような実験かと言うと、バスケットボール選手10名に

毎日10時間べッドに入ってもらい、これを40日間継続し、

変化を見るといったものです。

 

10時間と言っても、その間完全に眠っていた人、

そうでない人もいますが、とにかく毎日10時間ベッドに入る事を続けたわけです。

 

この実験後、選手たちのパフォーマンスはどうなったかと言うと、

 

80メートルの反復走が0.7秒速くなった。

 

フリースローがそれまで10本中8本成功していたのが平均8.9本にアップした

 

・3ポイントシュートが15本中10本成功していたのが平均11.4本にアップした

 

(3ポイントシュートというのは、3ポイントラインと言って白線の枠の外、

つまりゴールから離れたところからのシュートになります)

 

といった数値の改善見られました。

 

また他にも、選手たちの神経の反応速度も計測しました。

 

これは、タブレット画面に丸が表示されたらボタンを押すといったテストで、

どのぐらい速く反応できるかを見るものです。

 

この速さの事を、リアクションタイムと呼びますが、

こちらの計測結果も、実験前と実験後では数値に改善が見られたそうです。

 

選手たちは、昼間はバスケットボールの練習をしているので、

パフォーマンスの数値の向上は単純に練習の成果では?

と疑問に思われる方もいるかもしれません。

 

しかし、これらの数値は実験の終了後、

つまり10時間ベッドに入る事をやめた後は、

元の数値へ戻ってしまったそうです。

 

という事は、やはり睡眠時間を十分にとり、睡眠負債をなくせば、

パフォーマンスの向上、集中力の向上につながると判断できるわけです。

 

なので、睡眠不足が続いていると言う方は、

一度しっかり睡眠をとってみる事を試すのも面白いかと思います。

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