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受けてはいけない!危険な検査3選

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受けてはいけない!危険な検査3選

病院に行くといろいろな検査があります。

 

しかし、何でも受ければいいのかと言うと、

必ずしもそうとは言えません。

 

そこで、受けてはいけない検査、

あるいは、慎重に受けた方がいい検査

紹介していきます。

1つめは、健康診断、

特に血液検査です。

 

これを受けること自体は悪くないのですが、

過剰診療につながるおそれがあります。

 

たとえば、健康診断を受けて、

たまたまコレステロール値が

高いと言われたとします。

 

そうすると病院に行って、

精密検査受ける流れになります。

 

精密検査では、やはり

コレステロール値が高いという

結果になることがほとんどだと思います。

 

そこで、お医者さんから

「コレステロールが高いので、

薬を飲みましょう」

と言われる流れになります。

 

この薬は、いつかやめられるのかと言うと、

たいていずっと飲み続けることになります。

 

患者さんの立場からすると、

「一生飲まないといけないの?」

となってしまうわけです。

 

ここに問題があります。

 

コレステロール基準値があります。

 

上の図のように、LDLは、

140以上だと高いという基準です。

 

コレステロールが高い場合、

どうするのかと言うと、

一次予防の該当になります。

 

一次予防とは、まだ動脈硬化など、

病気になっていない場合に

予防するということです。

 

生活習慣の改善を行なった後に

薬物療法の適応を考慮するというのが

ガイドラインになっています。

 

ですから、いきなり薬を出すのは

好ましくないわけです。

 

それにも関わらず、

いきなり薬を出してしまう

お医者さんが多いのです。

 

一度飲みだすと、なかなか

やめられなくなってしまいます。

 

これは、血糖値や血圧なども、

同様のことが言えます。

 

こういったことが、

過剰診療につながりかねません。

 

薬を飲めば、副作用もあります。

医療費もかかります。

 

若い人は3割負担ですが、

残りの7割は国が出すわけです。

 

こういった過剰診療が増えてくれば

国全体の医療費も増えてしまいます。

 

次に受けない方がいい検査は何かというと、

CT検査です。

 

受けたことのある人も多いでしょう。

 

CTは、日本の病院の

いたるところに設置されています。

上の図の通り、

人口あたりのCTの台数が、

日本は、ダントツ1位です。

 

それだけたくさんのCT検査が

行なわれていることになります。

 

CTは、放射線使う検査です。

 

胸のレントゲン写真撮る人も

多いと思いますが、CTも

同じように放射線を当てます。

 

いろいろな方向から放射線を当てて、

コンピューターで画像を構成する

システムになります。

 

当然ながら、たくさんの

放射線を当てることになります。

普通の胸のレントゲンに比べると、

被ばく量も断然多くなります。

 

 

日本では、このCT検査が多いために

ガンが多いのではないか

ということも言われています。

 

では、なぜ、このCT検査が

たくさん行なわれているのかと言うと、

病院経営の観点から、

やればやるほど儲かるからです。

病院には既にCTの機械を購入して、

設置されています。

 

検査を担当する放射線技師もいます。

 

それが、いわゆる固定費になりますが、

そこから検査をやればやるほど

プラスになるわけです。

 

検査をしても、余分なコストは

ほとんどかからないので、

やればやるほど儲かる図式です。

 

ですから、儲け主義の病院は、

CT検査やエコー検査を

どんどんやりたがるのです。

 

こういったことを知らないと、

少し頭が痛くて

病院に行っただけなのに、

いきなりCT検査をされる

といったことになりかねません。

 

もちろん必要な時には

使った方が良いですが、

被爆というデメリットもあるので、

慎重な判断が必要になるでしょう。

 

3つめ、最後になりますが、

受けない方がいい検査は何かと言うと、

バリウム検査です。

バリウムという白い液体を飲んで、

胃の検査をするものです。

 

バリウムがレントゲンで白く映って、

影絵のように胃の壁を映してくれます。

 

これが、日本では

未だに行なわれています。

 

その理由として、胃カメラ、

つまり内視鏡に比べると楽だから

といったことが挙げられます。

 

逆に言えば、それぐらいしか

理由が見当たらないのです。

 

しかし、バリウム検査をしても

確定診断はつきません。

 

仮に、胃ガンの疑いがあるとすると

結局胃カメラをしないと

確定診断はつかないのです。

それならば、最初から

胃カメラでいいのではないか

ということになります。

 

しかも、バリウム検査は、

放射線を使用するので、

被爆してしまいます。

 

これも、胸のレントゲンと比べれば、

はるかに多い量の放射能

浴びることになります。

 

しかも、バリウムは

胃腸に負担もかかります。

 

便が硬くなってしまい、
腸が詰まる人もいるくらいです。

 

メリットとデメリットを
勘案すると、わざわざ受ける
検査ではないと言えます。

 

ところが、日本では

未だに行なわれているので、

検査を勧められた場合は、

慎重に考えた方がいいでしょう。

 

 

よろしければ、動画も

ご覧ください。

↓   ↓   ↓

https://youtu.be/0ltUAeADOJ8

 

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