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脳を活性化する意外な習慣

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脳を活性化する意外な習慣

「頭を良くしたい」言う人は

少なくありません。

 

また、年齢が進むと

「認知症になりたくない」

といった願望を持つ人も、

多いのではないでしょうか。

 

では、どうすれば

頭を良くしたり、脳を活性化したり

できるでしょうか?

 

最も重要なのは、

運動です。

 

中でも、私のオススメは

加圧トレーニングと有酸素運動

組み合わせです。

 

私が今、それをどのように

実践しているかと言うと、

まず朝起きた後に

加圧トレーニングをします。

 

その後にジョギング、いわゆる

朝ランをするというパターンを

取り入れています。

 

こうすることで脳がスッキリして、

仕事の効率も上がります。

 

私の講座の受講生にも

実践している人が多いですが、

皆さん「調子がいい」と言います。

 

これをそっくりそのまま

やらなくてもいいですが、

加圧トレーニングか朝ランの

どちらか1つをするだけでも、

効果は十分期待できます。

 

加圧だけ、朝ランだけでもいいので、

ぜひ取り入れてみてください。

 

ここまでは何度も

お伝えしている話なので、

「また同じ話か」

と思われるかもしれませんが、

そうではありません。

 

今回は、これらとは

全く違った、脳を活性化する

習慣の話をします。

 

それは何かと言うと、、、

 

左手で箸を使うことです。

 

もちろん、これは

右利きの人の場合です。

 

一般的には右利きの人の方が

多いと思いますが、

その場合、箸は右手を使います。

 

箸はとても細かい操作が必要になります。

左手で、右手と同じぐらい上手に

箸を扱える人は少ないのですが、

そこをあえて左手でします。

 

これをすることで、

どういった効果があるのでしょうか。

 

私たちの体を、右側と左側に分けて考えると、

右半身は左の脳が指令を出します。

左半身は右の脳が指令を出します。

 

これは左右の神経が途中で

交差しているからです。

 

ですから、右手で箸を使う時は、

左の脳が指令を出しているわけです。

左手で箸を使うということは

右の脳が指令を出すことになります。

 

普段と違う刺激を与えることで

普段と違う脳の場所が活性化するのです。

 

では、なぜ私がそれを始めたかと言うと、

心臓カテーテルをしていたからです。

心臓カテーテルでは、

細い管を両手で取り扱います。

 

左手が器用でなくても

できることはできるのですが、

両手を器用に使えた方がいいです。

 

精緻運動といって、

細かい動作をする能力を

向上させるのに役に立つ

と思ったのがきっかけです。

 

それは15年以上前のことで、

今はもうカテーテルはしていませんが、

この習慣は続けています。

 

これをやりだしたのは脳外科医の

後輩一緒に食事をした時に、

右利きなのに左手で箸を持っているのを

見たことがきっかけです。

 

その時、彼は

「外科医として、両手を

上手に使えないといけないので、

左手で箸を使ってるんです」

という話をしていました。

 

それを聞いて、私も

やってみようと思ったのです。

 

とは言うものの、

左手で箸を使うことを

マスターするのは大変です。

 

徐々に上達しますが

最初は上手くいきません。

 

続けるうちに、右手とおなじように

使えるようになりますが、

その結果、どのような変化が

あったでしょうか。

 

まず、左手の感覚が向上しました。

 

特にカテーテルをしている時に、

実感しました。

 

少し専門的な話になりますが、

カテーテルは、右手で管を回転させ、

左手で進めたり引いたりします。

 

その時に、左手で血管の抵抗を

感じ取れるようになったのです。

それまではそういった

感覚はありませんでした。

 

また、両手が使えると日常生活も

いろいろ便利です。

 

たとえば、焼肉を食べに行く時も、

右手で肉を焼きながら、左手で食べる

といったことも可能になります。

 

また、万が一脳梗塞などになると、

右半身麻痺といったことに

なりかねませんが、そのような時も

左手が使えれば細かい操作に困りません。

 

もちろん、そうならないに

越したことはありませんが、

最悪そのような事態になっても、

左手が使えるのはメリットです。

 

メリットはまだあります。

これが大きいですが、コツコツ

日々続けていけば、だんだん上達する

ということです。

 

わずかでも上達して、やがては

右手と変わらない操作

できるようになります。

 

そうして左手で箸を使うたびに、

努力を積み重ねることの効果を

実感できます。

 

他のどの分野においても、

コツコツ継続することがいいとが

分かると思います。

これが大きなメリットです。

 

左手で箸を扱うのは

なかなか大変ですが、

やってみると効果が実感できます

 

脳の訓練だと思って、

ぜひ取り組んでみてください。

 

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。     

  ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/SDoOeckGJK8
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