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糖尿病にならないための3つの習慣

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糖尿病にならないための3つの習慣

皆さんも、糖尿病という病名を

耳にしたことがあると思います。

 

簡単に言うと、血液中の糖分、

つまり血糖値が高くなる病気です。

 

この病気が、いろいろな

合併症を引き起こします。

 

糖尿病の三大合併症

と呼ばれるものがあります。

糖尿病網膜症、糖尿病腎症、

糖尿病神経障害です。

 

その他にも、動脈硬化が進んで

脳卒中を起こしたり、

心筋梗塞、腎不全などの

引き金にもなります。

そういった意味では、

とても怖い病気です。

 

ですから、

「できれば糖尿病になりたくない」

あるいは、既に医師から

糖尿病だと言われている人も、

「できれば、薬を飲みたくない。

血糖値を下げて元の状態に戻りたい」

思う人が多いのではないでしょうか。

 

そこで、今回は、糖尿病にならない、

糖尿病になっても改善できる習慣

お伝えしていきます。

 

 

■まず、1つめのポイントは

食事です。

 

私の講座でも

いつもお伝えしていますが、

食事で、血糖値の乱高下を

抑えることが重要です。

 

血糖値が急上昇すると、

インスリンというホルモンが

大量に分泌されます。

 

このインスリンが、

血糖値を下げる役割をします。

 

インスリンが大量に分泌されると、

血糖値が急降下します。

上の右の図のように、

上がったり下がったりを繰り返します。

 

インスリンが

効いているうちはいいのですが、

インスリン抵抗性といって、

だんだんと効かなくなってきます。

 

そうすると、血糖値が下がらず、

糖尿病になってしまいます。

 

それが進むと、インスリンが

枯渇して分泌されなくなります。

 

最終的には、インスリンの

注射が必要になってきます。

 

そのような末路をたどらないために、

血糖値の乱高下を抑える

必要があるのです。

 

具体的には、GI値を目安にして、

血糖値が上がらない

食事の摂り方が必要になります。

 

次の、糖尿病にならないための習慣は

何かと言うと、運動です。

 

運動することで、

カロリーを消費することができます。

手軽にできる運動としては、

ジョギングやウォーキングがあります。

 

私が、いつもオススメしているのは

朝ランです。朝軽く走るものです。

走れないと言う人は、

速歩きでもいいので

ぜひやってみてください。

 

実は、カロリーを消費するためには、

運動よりも、

もっと大事なポイントがあります。

 

それは、NEAT(非運動性熱産生)

と呼ばれるものです。

 

私たちは、運動をしている時しか

カロリーを消費しないと思いがちです。

 

しかし、そうではありません。

 

私たちは1日中、

カロリーを消費しています。

 

カロリー消費が多い方が、

糖尿病になりにくくなります。

 

1日の中で、運動している時よりも

それ以外の時間の方が長いので、

その時間に、いかにカロリーの

消費を増やすかがポイントになります。

 

簡単に言うと、

寝ている状態よりは

起きている状態の方が

カロリーを消費します。

 

立っている時よりも

歩いている時平地を歩く時よりも、

階段を上がる時の方が

カロリーを消費します。

 

普段あまり活動していない人は、

活動レベルを上げる工夫

するといいでしょう。

 

たとえば、駅で

エスカレーターを使わずに

階段を使うなど、ちょっとした

工夫を積み重ねるだけで、

1日のカロリー消費量を

上げることが可能です。

 

運動と併せて、

NEAT(非運動性熱産生)も

増やすことを習慣にする

といいでしょう。

 

それは何かと言うと

筋肉を維持することです。

 

筋肉が多い方が、

多くのカロリーを消費できて、

代謝がよくなります。

 

しかし、何もしないでいると、

筋肉量は年々減ってきてしまいます。

1年に約1%減ると言われています。

筋肉が落ちると、それだけ

代謝が悪くなってしまいます。

 

ですから、なるべく

筋肉を維持した方がいいのですが、

それは、かなり大変です。

 

筋トレをすると言っても、

年を取れば取るほど、

重い重量を上げるような

ハードなトレーニングは

難しくなってきます。

 

そこで、私がオススメしているのは

加圧トレーニングです。

加圧トレーニングは、

血流を適度に制限することで、

低負荷で、短時間で筋肉をつけることが

できます。

 

高齢者のでも、無理なく

筋肉をつけることができます。

 

こういった方法で、

筋肉を維持していけば、

代謝も落ちにくくなります。

 

一昨日、昨日と

お伝えしてきたことも合わせて、

糖尿病にならない

元気な体を作ってください。

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧ください。

 ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/2o8UDuwgues

 

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