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頭の良くなる思考法

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頭の良くなる思考法

「頭が良い」というのは、

どんな人を指すのでしょうか?

 

記憶力が優れているとか、

クイズの答えをたくさん知っている、

頭の回転が速いなど、

いろいろな意見があると思います。

 

しかし、実生活や仕事で役に立たなければ

意味がない私は考えています。

 

では、どういった思考が、

頭が良いということになるのでしょうか。

 

実際にビジネスや勉強で役に立つ

頭の良さについて考えていきましょう。

 

まず1つめのポイントとして、

抽象度を上げるということです。

 

少し分かりづらいかもしれませんが、

抽象的、具体的という言葉であれば、

皆さんも聞いたことがあるかと思います。

 

たとえば、と言うと具体的ですが、

この抽象度を上げると、

生き物や動物の範疇になります。

 

このように抽象度を上げる、下げる

といった言い方をします。

 

抽象化したり、より具体的にしたりする

思考をすることで、共通点を見つけて、

応用することが可能になります。

 

私も、以前心臓カテーテルしていた時に、

この抽象度を上げる思考したことがあります。

 

心臓カテーテルは、いろいろな手順を

考える必要があるのですが、その時の思考が、

将棋の考え方と似ていることに私は気が付きました。

 

そこで、将棋の考え方を応用した結果、

カテーテルの手順を考えるのが

とてもスムーズになりました。

 

抽象度を上げ下げすれば、

さまざまなことに

応用が効くようになります。

 

ぜひ試してみてください。

 

次に、2つめのポイントは何かと言うと、

ワーキングメモリーを鍛えるということです。

 

このメルマガでも再三取り上げていますが、

ワーキングメモリーとは、

脳内で複数の物事を覚えて、

やりくりする能力のことです。

 

たとえば、料理のメニューを考えたり、

作ったりする時も、頭の中でやりくりしています。

 

仕事の段取りを考える時なども同様です。

 

このような時に、

ワーキングメモリーという機能を使います。

 

しかし、私たちは頭の中だけで

あれこれ考えるのが苦手です。

そして、やりくりができない、

段取りができないという事態が

起こってきます。

 

私は、そのような問題を解消し、

ストレスを減らすために

頭の中にあることを全て書き出して、

見える化することをオススメしています。

 

しかし、脳の働きを鍛えるためには、

あえて頭の中で考える

訓練をした方がいいのです。

 

そのために有効な方法は将棋です。

特に、詰め将棋オススメです。

 

頭の中で駒を動かして、いかに

王様を詰むかを考える訓練をすることで、

ワーキングメモリーを鍛えることができます。

 

頭の中で考えるのが苦手で、

ワーキングメモリーを鍛えたい人は

試してみてください。

 

頭を良くするための3つめのポイントは、

メタ認知です。

 

メタ認知とは、自分で

自分自身を認識することです。

 

もう一人の自分が自分のことを見ている、

つまり、客観視するということです。

 

そして、自分で自分にアドバイスをするイメージです。

もう1人の自分が

本当にいるわけではありませんが、

脳がそのような働きをするのです。

 

これができると、自分自身を

客観的に見ることができます。

 

冷静に行動できるようになり、

パフォーマンスを上げることもできます。

 

「そんなことできるの?」と思う人が多いと思いますが、

実際にやってみると、それほど難しくありません。

 

もう1人の自分を意識することを、

試してみてください。

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。     

  ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/igRzMUb6WOI

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