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令和の時代は前途多難

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令和の時代は前途多難

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https://youtu.be/vVqNWsZHrzM

 

いよいよ5月1日に、平成から 新元号の令和に切り替わりました。

これまでの慣習では、天皇が亡くなってから皇位を継承する時に

元号が変わったので、暗いムードがありました。

 

今回は、天皇がお元気なうちに皇位を継承し、

元号が変わるということで、明るいムードで国全体が盛り上がりました。

とても良い試みだと思います。

 

とは言え、これからの時代、明るい未来が待っているかと言うと、

そうとも言えません。

 

日本の将来を考えた時に、一番の懸念は、

止まらない少子高齢化です。

 

特に今、人口のボリュームが多いのが70歳付近、いわゆる団塊の世代です。

この世代どんどん高齢化していきます。

 

 

日本の人口は将来減少すると言われていますが、

高齢者よりも若い人の数が減ることが特徴です。

 

15歳から64歳までの労働人口、

元気に仕事ができる世代が減っていってしまうのです。

 

 

この予想が現実化すれば、

日本の先行きは危ういものがあります。

 

こうした高齢社会を反映して、

医療費・介護費は年々増加しています。

 

2025年には医療費は54兆円、介護費も約20兆円、合わせて

70兆円以上にまで膨れ上がる予想です。

 

このままいけば、予想の通りになることでしょう。

ちなみに医療費、介護費と分かれていますが、

結局どちらも医療にかかるお金なので、それが

70兆円を超えるところまで増えるのです。

 

なぜ医療にかかるお金が、こんなにまで増えるのかと言うと、

高齢者が増えることに起因します。

 

統計を見ても分かるように、若い人にはそこまで医療費はかかりませんが、

高齢になればなるほど医療費が増えていくのです。

 

病気になる確率も増えますし、

入院が必要になる頻度も高くなるからです。

 

これに対して、国は在宅診療を推奨しています。

入院をしなければ、この費用がかからないという単純な発想です。

 

しかし、それで解決するかと言えばそうではありません。

 

在宅診療のために、医師がそれぞれの患者宅を訪問するというのは

非常に効率が悪いのです。

 

医療経済的に見ても理に適っているとは言えないので、

根本的な解決にはならないでしょう。

 

ですから、医療費の増加を何らかの形で食い止める必要があります。

 

また、日本人が長生きするのは喜ばしいことですが、

実は平均寿命は延びているものの、健康寿命は延びていないのです。

 

 

女性の場合、平均寿命が86歳に対し、

健康寿命は、なんと、74歳です。12年もの開きがあります。

 

男性の場合も、平均寿命80歳に対し、

健康寿命は、なんと、71歳です。9年もの開きがあります。

 

男性も女性も70歳を少し超えたら、

病院の世話になってしまうのが実情なのです。

 

では、今どういった病気が高齢者に降りかかるかと言うと、

悪性新生物です。後は心臓病、肺炎もあります。

 

 

かつては、感染など急にかかる病気が死因の主なものでしたが、

今は、細胞劣化型と言って老化による病気やガンなどが

になってきました。

 

生活習慣病、ガン、そして認知症などの増加が医療財政を

圧迫しており、これを食い止める必要があります。

 

そのためにはどうすればよいでしょうか?

 

そのためには、まず健康寿命を延ばす必要があります。

言い換えるなら、元気な高齢者を増やす必要があるのです。

 

私がこれまでに取り組んできたことが

役立つ時代が近づいているのをひしひしと感じます。

 

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