トランプ次期大統領効果で
ドル高、株高が進行。
11月の自動車販売台数も大幅に増加し、
一見好調そうなアメリカ経済。
http://jp.reuters.com/article/us-auto-sales-idJPKBN13Q5Z1より
このまま、トランプが就任して、
アメリカ経済は右肩上がり!!??
しかし、過去の歴史を振り返ると、
常に経済が右肩上がりということはなく、
必ず波が生じます。
すでに人々の記憶から薄れつつある
リーマンショック。
この時には、アメリカの自動車会社ビッグスリーが
破綻の危機に追い込まれました。
http://www.kuruma-sateim.com/market/america-big3/
しかし、
「喉元過ぎれば、、、、」ではありませんが、
これも遠い昔のことのように、
人々は忘れ去っています。
そもそも、リーマンショックとは何だったのか?
ことの発端はサブプライムローン問題でした。
サブプライムローンとは何か?
これは、アメリカの低所得者向けの住宅ローン。
https://goo.gl/BDkArf
十分な支払い能力のない者にも、
お金を貸し出し、
その金利でリターンを得る仕組み。
万が一、支払えなくなっても、住宅価格が上がっているので
売却すれば大丈夫という目論見だった。
しかし、しかし、、、、
住宅価格が下落したため、
その目論見も頓挫、、、、。
未曾有の金融危機へと突入したのであった。
そして、今、何が起きているか?
日本では、低金利をいいことに、
住宅ローンを組んで住宅を買う人が続出。
しかし、
もし、将来、金利が上昇したら、、、、
もし、給料が下がったら、、、、、
もし、病気で働けなくなったら、、、、
プチ・サブプライムローン問題が、
いつ起きてもおかしくない素地が作られつつある。
そして、リーマンショックの本家本元の米国では、、、
今度は、住宅ではなく、他のローンで、
同様な問題が勃発。
その一つは、
サブプライム自動車ローン。
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51998426.html
ニューヨークタイムズによると、
米国では自動車ローンの支払いを延滞する人が増えていて、
金融当局もこの動きを注視しているとのこと。
7-9月期、低所得者が借りたサブプライム自動車ローンのうち
延滞期間が90日以上のものが2%に達したと言う。
NY連銀の専門家は
深刻な懸念だと危機感をつのらせている、、、、。
日米ともに、爆弾を抱えた状態で、
2017年に突入。
トランプ新政権が、
どのような展開を見せるのか、
要注目です。
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