アブラは全部悪者か?
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私がいつもお伝えしている食事法では、
糖分と脂分は控えめにすることを推奨しています。
糖分を摂ると、血糖値の乱高下を起こします。
そして、エネルギー源として摂ったはずの
糖分が脂肪に変わってしまいます。
ですから、糖分は控えめにし、
摂り方を工夫する必要があります。
では、脂分はどうでしょうか?
揚げ物や動物性の油はカロリーも高く、
健康にあまり良くないので、
控えることをお勧めしています。
しかし、油と言ってもさまざまな油があります。
魚の油、植物性の油など、それら全てが
だめというわけではありません。
たとえば、最近人気のオリーブオイルは
パンと一緒に摂ることで、
血糖値が上がりにくくなるというデータもあります。
上のグラフを見ると分かりますが、
パンだけを摂ると血糖値は急激に上がり、
まさに乱高下してしまいます。
パンとバター、パンとコーンオイルの組み合わせも、
血糖値の変動は比較的ゆるやかです。
そして、最も血糖値の上昇を抑えるのは
パンとオリーブオイルということになります。
このように、油の中には
血糖値を安定させる効果があるものもあります。
他にも抗酸化作用や腸内環境改善作用などもあります。
たとえば、便秘の人は油を摂ることで、
便通が良くなる効果もあります。
こういった健康に良い油は、
積極的に摂っても大丈夫だと言えます。