適度なストレスが人間を成長させる
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https://youtu.be/AK3H86KF088
時々私はトレーニングジムで、
ベンチプレスや懸垂などの筋トレをやります。
重りを増やしていくと、徐々に重たい重りも
持ちあげられるようになります。
筋トレは、1日の中でほんの数分しかやっていません。
1日24時間=1440分として、ベンチプレスをするのは、このうちのたった5~10分です。
しかも、トレーニングにはインターバルも設けているので、
筋肉にストレスをかけるのは本当に数分の事です。
このわずかなストレスによって、パフォーマンスが向上するのですが、
逆に、慢性的なストレスはパフォーマンスの低下を招きます。
たとえば、毎日満員電車で通勤したり、毎日長時間労働する、、、。
もちろん、これを楽しむ事ができれば問題ないのですが、
満員電車やブラック企業での長時間労働が楽しいと言う人はほとんどいません。
精神的にも肉体的にもストレスになってしまうのです。
また、慢性的なストレスはパフォーマンスを低下させるだけでなく、
病気などの原因にもなりかねません。
これに対して、筋トレやマラソンなどの適度なストレスは、
パフォーマンスの向上に繋がります。
最初はあまり走れなかった人も適度なストレスをかけ、
少しずつでも速く走るようにすれば、
徐々に速く走れるようになってくるのです。
学習についても同様です。初めはできなかったものが、
適度なレベルの学習を繰り返す事で、だんだん向上していきます。
では、この適度なストレスというのはどのようなものなのでしょうか?
適度なストレスは、インターバルと強度、
つまり、ストレスをかける間隔とストレスの強さが重要になってきます。
たとえば、筋トレのようなハードなトレーニングは、
毎日すると筋肉に負担がかかりすぎて逆効果になってしまいます。
一般的に筋トレは、同じ部位のトレーニングを
週に1、2回ぐらいに行ない、その間にインターバルを設けます。
インターバルの間に筋肉を回復させる方が、
早く筋肉が成長すると言われています。
次に、ストレスの強度です。あまり軽すぎるストレスでも
強すぎるストレスでも意味がありません。乗り越えられるかどうか
ギリギリの適度な強さのストレスをかける必要があります。
たとえば、ベンチプレスで言えば、ギリギリ上げられるどうかの
負荷をかけて、これをクリアしていくようにすると徐々に力がついてきます。
マラソンも同様です。今まで10キロしか走った事がないと言う人は、
15キロや20キロぐらいの距離にチャレンジしてみると、
長い距離を走れるようになります。
ただし、ハードな練習の後はインターバルを設けて休んだり、
軽めの練習にする必要があります。
身体を使うものに関しては、このように
適度にインターバルを設ける必要があります。
逆に、頭を使う学習は、毎日続けても問題ありません。
むしろ毎日続けた方が、私が提唱している脳内回路の
理論から言っても好ましいです。
たとえば、英語が上達したいのであれば、
なるべく毎日適度なストレスをかける事が必要です。
今までの学習のレベルよりも難しい事、
たとえば、今までより少し難しい英文にチャレンジしたり、
少し速く読めるようにチャレンジしたりする事で、
パフォーマンス向上が期待できます。
どのくらいの間隔で、どの程度のストレスをかける事によって
パフォーマンスが向上するのかを意識すると良いと思います。
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