医療起業家という生き方
以前のブログでもお伝えしましたが、今週水曜に、
洞爺温泉病院の曾田誠先生に、私が参加している勉強会で
講演をして頂きました。
タイトルは、「医者とハサミは使いよう？」です。
簡単に説明すると、地域医療改革に関するお話です。
この講演の中で、會田先生が、地域医療改革の成功事例として
取り上げたのが、徳島県上勝町の「葉っぱビジネス」です。
これはご存知の方も多いかもしれませんが、
里山の葉っぱや花を収穫し、料理のツマとして出荷する葉っぱビジネスで、
街に新しい産業を築き、高齢者の雇用を生み出し、高齢者に生きがいを
取り戻したモデルです。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
https://www.projectdesign.jp/201510/pn-tokushima/002488.php
（葉っぱビジネスについて）
このビジネスモデルは、いろどりという会社が仕掛けたものですが、
この葉っぱビジネスによって、高齢者の収入がアップしただけでなく、
高齢者が元気になり、街から老人ホームがなくなったそうです。
この「いろどり」の代表取締役である横石社長は、このモデルのことを
「産業福祉」と呼んでいます。
會田先生はなんと、この上勝町を訪れ、現地を見学し、
横石社長からも直接話を伺ってきたそうです。
すごい行動力に脱帽です。
従来の受け身的な地域医療よりも、この産業福祉の方が圧倒的に優れていると
會田先生は力説していました。
そして、會田先生は、医師が従来通り、単なる地域医療の担い手として働くのではなく、
このような産業福祉を立ち上げる１人のキーパーソンとして活動することを提唱していました。
これは、なかなか素晴らしい構想だと思います。
この構想をさらに発展させると、医師が従来の医療の枠に囚われず、
起業するということも視野に入ってきます。
私はこのような活動をする医師を「医療起業家」と命名しました。
医療従事者なら、誰もが痛感していることですが、従来の医療の枠で
できることには明らかに限界があります。
本当はやらなければならないのに従来の枠の中では無理・・・
・・・ということで、ほとんどの医師は諦めてしまいます。
手前味噌になりますが、私のように医療の枠を飛び出し、
保険診療に頼らずに活動している人間は極めて稀です。
今回講演してくださった會田先生も、このような私の活動をメルマガで知り、
訪ねてきてくれたのがきっかけでした。
少子高齢化が進む中、これ以上国民皆保険や介護保険に依存していては、
日本の医療財政は破綻してしまいます。
これからは、このような医療の枠に囚われない新しい取り組みがますます
注目されてくることでしょう。
私も長年情報発信を続けてきた結果、自分の取り組みが徐々に評価され、
今回の會田先生のように「医療起業家」を目指す人が現れてくれたことは、
とても嬉しく思います。今後は、このような「医療起業家」を支援するプロジェクトを
推し進めていきたいと考えています。
そもそも、私が受験に関する本を出したり、教材を出しているのは、
地方から一流大学を目指す若者を支援したいからです。
自分自身が田舎から東大に合格するまで、大変苦労しました。
苦労しても、最終的に目標を達成できればよいのですが、多くの若者は、
志半ばで挫折してしまいます。
そのような若者に少しでも力になりたい、そういう想いで
情報発信を続けているのです。
今回、特別キャンペーン中の
「PDCAサイクルを回して東大に合格する方法！」もそのうちの１つです。
この教材を参考にすることで、一流大学合格や資格試験合格への
道がぐっと近くなることでしょう。
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