やってはダメ！豊かになれない人の思考とは？
世の中には、豊かになる人もいれば、
なれない人もいます。
その違いとは何でしょうか？
豊かになれない人の特徴として、
目先の利益にこだわることが
挙げられます。
皆さんも、いろいろな経験が
あるのではないでしょうか。
たとえば、隣町のスーパーの
牛乳が１０円安いので、
１時間かけてでも行ってしまう
といったことです。
これが、目先の利益の部類になります。
以前私がやっていた
カテーテルの分野でも、
ある事件がありました。
血管の中の圧を測る、
圧トランスデューサーという
医療器具があります。
これは使い捨てなのですが、
使い回せば、コスト削減になります。
ところが、これは血管の中と
つながっているので、
感染リスクがあります。
実際に使い回しをしていた
ある医療機関で、感染トラブルが
起きてしまったのです。
私も心臓カテーテルのチーフを
していた時代に、スタッフから
「森田先生、これ使い回ししても
いいんじゃないですか？」
と言われたことがありました。
しかし、私は感染リスクを考えて、
それをしませんでした。
おかげで、こういったトラブルを
起こさずに済んだわけです。
しかし、もしも目先の利益に
こだわっていたら、
同じような医療事故を
起こしていたかもしれません。
また、目先の利益にこだわると
人間関係も壊れてしまうことがあります。
それは一体どういうことか？
たとえば、ネットワークビジネスで
無理な勧誘をしたり、良くない商品を
無理やり勧めたり、自分の権利ばかり
主張したりすることです。
権利の主張とは、たとえば
あまり仕事をしていないのに
有給をどんどん取得する
といったことです。
このように目先の利益にこだわっていると、
人間関係が壊れてしまいます。
人間関係が壊れてもお金が入ればいい
と言う人もいるかもしれませんが、
そうではありません。
人間関係を大切にしないと、
経済的にも豊かになれないのです。
なぜでしょうか。
その理由を解説していきます。
ジラードの法則というものがあります。
これは、アメリカの自動車セールスで、
世界ナンバーワンの記録を持つ
ジラードという人が提唱した法則です。
１人の人間は、
平均２５０人の人とつながっている。
１人に対して行なったことは
２５０人に伝わる可能性がある、、、
というものです。
これは、ジラードがお葬式に行った時に、
２５０人ぐらいの人が集まることを見て、
気づいたそうです。
こういった人と人とのつながりを
大切にした結果、ジラードは、なんと、
１５年間で１３００１台も自動車を売るという、
世界ナンバーワンのセールスを
記録したわけです。
このように、人と人との
つながりが豊かさを呼びます。
しかし、目先の利益にこだわって、
人間関係を壊してしまうと
こういった豊かさは得られません。
ですから、まずは
目先の利益にこだわることを
やめたほうがいいと思います。
そして長い目で見て、何が大切かを
常に意識するといいでしょう。
よろしければ、動画も
ぜひご覧ください。
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