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口で呼吸すると病気になる!鼻呼吸のススメ

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口で呼吸すると病気になる!鼻呼吸のススメ

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動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/DKn4evgUFE4 

 

前回のメルマガは、睡眠時に五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)への

刺激を減らす事が熟睡につながるという話でした。

 

このうち嗅覚や味覚は、一見睡眠とは関係なさそうに思えますが、

実は、鼻や口は重要な役割を果たしているのです。

 

人間は、常に呼吸をしており、鼻と口は、そのための空気の通り道す。

睡眠時間には個人差がありますが、仮に8時間眠るとすると、

1日24時間のうち3分の1は睡眠時間という事になります。

つまり、この間の鼻や口の状態は、身体にとって大きな比重を占めるのです。

 

睡眠中、ずっと口で呼吸をしているとどうなるでしょうか?

 

当然の事ながら、口の中が乾燥してしまいます。

特に冬場は、空気が乾燥しているので、口の中も乾燥しやすいです。

眠っている間の8時間、口の中を開けっ放しにしていれば、

口の中は乾ききってしまい、唾液の分泌も追いつきません。

 

唾液には、殺菌効果があるので、それが減ってしまうと、

虫歯や歯周病になりやすくなります。

口腔内(口の中)の事に限定して考えても、

口呼吸(口で呼吸する事)にはこれだけの弊害があるのです。

 

また、口から入る空気喉を通って肺に入ります。

この空気は乾いていて、埃も吸い込みやすいです。

 

それに対して、鼻から入る空気は、副鼻腔といって鼻の中の空洞を通るため、

温められて加湿された状態肺に入っていきます。

さらに、鼻はフィルターの役割もするので、埃も入っていきにくいのです。

 

口呼吸と鼻呼吸。大差ないように思いますが、実はこのように大きな違いがあります。

身体のためには、鼻から呼吸した方が好ましいです

 

 

日本病巣疾患研究会によれば、口呼吸をしていると虫歯や歯周病だけではなく、

アレルギー、リウマチなど進行する人がいるという報告があります。

 

睡眠時の呼吸が重要だという事はお分かり頂けたかと思いますが、

では意識のない睡眠時に確実に、強制的にでも鼻呼吸をするためには

どうすればよいでしょうか?

 

私のお勧めは、寝ている間、口にガムテープを貼るという方法です。

ガムテープと言っても紙製で、粘着力がそれほど強くなく、

剥がしやすいものを使います。コンビニなどで簡単に手に入ります。

 

ガムテープと言うと、驚く人が多いのですが、実際に貼って寝て頂ければ、

朝起きた時に口の中が潤っていて乾燥せず、とても快適だという事が

実感できるかと思います。私も実践しています。

 

ガムテープの唯一の難点を挙げるとすれば、寝ている間に咳が出る時の対処です。

いちいちテープを剥がさなくてはならないので、そこがデメリットと言えばデメリットです。

しかし、それさえ気にならないのであればお勧めの方法です。

 

また、咳が出やすいからガムテープでは困ると言う場合には、

鼻呼吸用の口をとめる専門のテープを使うのがいいでしょう。

これはインターネットで検索したり、薬局に行けば手に入ります。

この専用のテープをつけて口を閉じて眠る方法でも、同様の効果が得られます。

 

私自身も、以前は喘息があり、特に冬場は症状が悪化していました。

 

しかし、睡眠時に鼻呼吸を心がけるようにすると

喘息の発作が出なくなり、とても調子が良くなりました。

 

喘息やアレルギーなどを持つ方は、ぜひ一度試してみてください。

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