未来の患者を救うには?
ドラマ「ブラックペアン」を観た方は、なんとなく分かると思いますが、
心臓の治療というのは、ひとつ間違えれば命取りになる、とても大変な手術です。
しかも、最初から最後まで順調にいくということはまず無く、
さまざまなトラブルシューティングが必要になってきます。
そして、執刀医はその都度判断を迫られます。
それをひとつひとつクリアしていかないとゴールに辿りつけないわけです。
こうした治療中の判断で、ひとつ悩ましい問題があります。
それは何かと言うと、、、
「この場面で追加の治療器具を使うかどうか?」という問題です。
もちろん、追加した方がベターなので悩むわけですが、
追加した場合とそうでない場合の差がわずかだと、結果があまり変わらないこともあります。
そういう場合に、多くの医師は追加の器具を使わないで終了するという選択をします。
しかし、私の場合はその逆で、迷った場合には追加の器具を使うという判断をしていました。
それはなぜかと言うと、その器具を使うことにより、目の前の患者さんへの治療が
より良いものになるだけでなく、自分の経験値が上がり、技術が向上するからです。
そして、そうやって培った経験値と技術が、近い将来、絶対に
その治療器具を使わないと救えないという患者さんの治療に役に立つのです。
患者さんに少しでもプラスになるなら、追加の治療器具を使う
↓
自分の経験値と技術が向上する
このようなプロセスを日々繰り返す医師と何もしない医師では、
あっという間に大きな技術の差がついてしまうのは、
一般の方でもお分かりいただけると思います。
普段からこのように技術を向上させていけば、近い将来遭遇する、
非常に治療の難しい患者さんも救うことができるわけです。
言い換えれば、今、目の前の患者さんを救うためにやっていることが、
未来の患者さんを救うことに繋がるのです。
このような取り組みをしていない医師は、近い将来難しい症例に遭遇した時に、
その治療に必要な器具を、ぶっつけ本番で使わなければならなくなります。
あなたなら、どちらの医師に診てもらいたいでしょうか?
このようなことは、何も医療の世界だけの話ではありません。
私のセミナーに参加する人も、レベルの高い人ほど、積極的に新しいものを
取り入れようとします。
それと、一人戦略会議を毎朝行ない、今日やるべき重要なタスクを着実にこなし、
プロジェクトを進めていきます。
このようなことも、1日だけなら、やる人もやらない人も、結果はあまり変わりません。
しかし、これが日々積み重なっていくと、大きな差になります。
「未来の自分自身」を救うためには、今日何をやるべきか?何をやれば一歩前進できるのか?
それをいつも考える必要があります。そのためには毎朝
「一人戦略会議」を行なうことが必要です。
パーフェクトブレインを受講している方は、
一人戦略会議はご存知だと思いますので、ぜひ毎朝実行してみてください。
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