１日の平均睡眠時間を厚生労働省が調査したところ、
成人のおよそ４割が
「６時間に満たない」と回答したそうです。
現代人は睡眠不足？
睡眠時間の妨げになっている要因では、
仕事や家事という回答が多く、
厚生労働省は、
その背景に長時間労働や共働きの増加があると
分析しています。
そんなに現代人は多忙なのか？
共働きだと睡眠時間が減る？？
この調査は、どのようなものかというと、
厚生労働省は、
睡眠時間や健康状況などについて
毎年アンケート調査を行っていて、
去年１１月に全国のおよそ３５００世帯から回答をまとめたものが、
今回の結果になります。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161119/k10010774731000.htmlより
その結果によると、
成人の中で１日の平均睡眠時間が
「６時間に満たない」と回答した人は３９．５％と、
約４割に上りました。
このうち、「睡眠時間が足りなかった」と
回答した人は男性で３４．６％、
女性で３９．５％。
「日中に眠気を感じた」と回答した人も
男性で４４．５％、女性で４８．７％に上りました。
また、睡眠時間の妨げになっている要因を
複数回答で聞いたところ、
男性では「仕事」が３７．７％で最も多く、
次いで「健康状態」が１４％でした。
一方、女性では「家事」が２１％で、
「仕事」が１９．７％でした。
厚生労働省は、睡眠時間が短い背景には
長時間労働や共働きの増加があると分析したうえで、
「健康を維持していくために睡眠時間の十分な確保に必要な施策を検討したい」
と話しています。
いかがでしょうか。
果たして、厚労省が、人々の睡眠時間を確保する政策を行えるのか？
興味深いところです（笑）
さて、ここではポイントが2つあります。
一つは、
「睡眠時間が足りなかった」という回答。
こう回答した人は、
大きく２つに分類できます。
それは、
本当に睡眠時間が足りない人と、
睡眠時間が短いから、足りないと思い込んでいる人です。
適正な睡眠時間というのは、個人差がかなりありますし、
様々な要素が影響してくるので、
何時間寝るのが良いとか一概には言えません。
ところが、
「8時間寝なければいけない」とか、
「7時間が適正」とか、
思い込んでいる人が多く、
それより睡眠時間が少ないと、
「睡眠時間が足りない」と思い込んでしまう人が結構います。
そういう人のために、
製薬会社がたくさんの睡眠薬を用意してくれているわけです（笑）。
一方、
本当に睡眠時間が足りない人はどうでしょうか？
内訳はわかりませんが、このような人も少なからず存在するはずです。
その証拠に、
コンビニや薬局に置いてあるスタミナドリンクは、
飛ぶように売れています（笑）。
過度な緊張状態や過度なストレスを受けている人は、
自分が疲れていることに気づかず、
無理を続けてしまいます。
これが様々な病気につながるので要注意です。
次に、
日中に眠気を感じる人はどうでしょうか？
これも、
本当に眠い人と、
緊張感がない、あるいはやる気がないために眠気を感じる人（笑）。
この２つに大別されます。
いずれにしても、眠気を感じて
集中力が低下しては、仕事の効率が低下してしまいます。
ですから、何らかの対策が必要になります。
具体的にはどのような対策が必要か？
ここで必要なのは主に２つです。
それは何か？
長くなったので、次回解説したいと思います（笑）。
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