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数字を覚えるための裏技

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数字を覚えるための裏技

数字を覚えなくてはいけないという場面は多いです。

 

受験勉強でも歴史の年表を覚えたり、

資格試験でも数字を覚える必要があります。

 

しかし、

「数字が覚えられない」という

悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

 

数字を覚えるためには、

いくつかコツがあります。

 

そこで今回は、

そのヒントお伝えしていきます。

 

そもそも数字は

なぜ覚えにくいのでしょうか。

 

それは、脳の仕組み関係があります。

いつもお伝えしているように、

人間の脳は短期記憶が苦手です。

 

一度に覚えられる項目は、

7つ前後と言われています。

 

たとえば、ホテルの部屋番号は、

3〜4ケタが多いですが、

これぐらいの数字であれば、

すぐに覚えられる人が多いです。

 

ところが、電話番号クレジットカード番号

ケタが多くなるので、

なかなか覚えられなくなってきます。

 

では、どうすれば数字を覚えやすくなるでしょうか?

 

ポイントは2つあります。

 

1つめのポイントは、

イメージを使うということです。

 

単純な数字の羅列では覚えられなくても、

イメージに変換することで覚えやすくなります。

 

もう1つのポイントは

チャンクにすることです。

 

チャンクとは、日本語に訳すと

かたまりの意味です。

 

いくつかの数字をチャンクにすることで、

覚える数を減らすことができます。

 

この2つのポイントをおさえると

数字は覚えやすくなります。

 

数字を覚えるための方法として、

語呂合わせがあります。

 

誰でも知っている古典的な方法ですが

有効です。

 

たとえば、

1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府

794(なくよ)ウグイス平安京などの

語呂合わせは、一度聞いたら一生忘れないぐらいです。

 

では、なぜ語呂合わせで覚えやすくなるかと言うと、

イメージが湧くからです。

 

それに、3〜4ケタの数字が、

1つのチャンクになるので覚えやすいのです。

 

語呂合わせを活用できる場合には、

どんどん活用するといいでしょう。

 

数字を覚えるためには語呂合わせが有効ですが、

中には語呂合わせが上手くできない場合もあります。

 

そのような場合には

記憶術のテクニックを使うことが

オススメです。

 

記憶術も昔からある方法です。

 

2ケタの数字と、その数字に

似た言葉を結びつける方法です。

たとえば、24という数字を、

単純に覚えようとしても、

23、24、25などと連続した

数字は区別がつきにくいです。

 

少し時間が経つと、

「あれ?23か、25だったか、、、」

あやふやになりがちです。

 

しかし、たとえば23を、その読み方から

「つみき」と変換して、積み木

イメージを結びつけます。

 

同じ要領で、

24はニシ(西)25をふたご(双子)

その数字に似た音の単語に

変換していきます。

 

そうすることで、それぞれが

全く違ったイメージになります。

間違えることもなくなり、

しっかり区別がつきます。

 

このように、イメージづけをして覚えていくのが

記憶術のテクニックです。

 

この詳しいやり方は、

記憶術の本に載っています。

 

いろいろな数字を覚える必要がある人は、

こういったテクニックを習得すると、

役に立つと思います。

 

それほど難しくないので、

訓練をすれば誰でもできるようになります。

 

短期間だけ数字を覚える場合に役立つ

テクニックご紹介します。

 

たとえば、電話をかける時カーナビで、

目的地を電話番号から検索する時などには、

電話番号を入力する必要があります。

 

携帯電話番号は、11ケタの数字、

固定電話は、東京都の場合は

10ケタの数字になります。

このようなケタの多い数を、

すぐに覚えて入力するのは難しいです。

 

こういった時に、

オススメのテクニックがあります。

 

先日のメルマガでご紹介した、

語呂合わせや記憶術と似たテクニックです。

 

たとえば、数字の7を「しち」ではなく「な」

9を「きゅう」ではなく「く」というように、

数字を1文字で発音するように変換します。

 

仮に、

「050ー5269ー8304」という

電話番号を覚える必要があるとします。

 

この場合も、0は「ゼロ」や「レイ」、

「オー」などと読めますが1文字で読めるように

「お」や「れ」と変換します。

 

その要領で、他の数字も

1文字に変換していくと、

「050ー5269ー8304」は、

「おこれ、こにむく、やみれし」となります。

 

数字の1、2、3を、ひ、ふ、みと

数える方法がありますが、

このように数字を1文字に変換すると、

脳内での読み上げスピードも速くなり、

音から、なんとなくイメージも浮かびます。

 

このようにすることでケタの多い数でも、

短期間であれば簡単に覚えておくことができます。

 

数字をそのまま読み上げると 時間がかかり、

しかも、チャンク(塊)として とらえられないため、

脳の許容量を超えてしまいます。

 

たとえば、先程の

「050ー5269ー8304」も、

変換せずにそのまま、

「ぜろ、ご、ぜろ、ご、に、、」

読み上げていると、スピードが

遅くなってしまうのです。

 

今回ご紹介したテクニックでは、

「ぜろ、ろく」と2文字発音していたものが

「お、む」と1文字になるので、

時間も半分になります。

 

完全なチャンク(かたまり)ではないものの、

何となくイメージできるように変換できます。

 

短期間であれば素早く覚えて、

入力すること可能になります。

 

これは、私のオリジナルのテクニックですが、

数字の入力が楽になるので、

ぜひ活用して頂ければと思います。

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。     

 ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/R_RTUayv8nk

							
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