昔々、あるところに2人の研修医がいました。
研修医のAくんは、
いつも朝からバリバリと仕事をしていました。
ちなみに、
当時の東大病院では、
研修医が採血をしなければいけないルールでした。
したがって、
朝7時過ぎぐらいから、
病棟で患者さんの採血をするのが、
朝の仕事始めなのです。
もう一人の研修医Yくんは、
しょっちゅう遅刻していました。
患者さんは採血が終わるまで朝食を摂れないので、
Yくんが遅刻すると、
いろいろな人に迷惑がかかってしまいます。
さて、この二人。
どこから通っていたでしょうか?
いつも朝早くから来ているAくんは、
病院の近所に住んでいて、
もう一人のYくんは遠くから通っている?
だから遅刻が多い?
そんなイメージが湧くかも知れません。
ところが、意外にも、
二人とも、
中央線沿線の国分寺から通っていたのです。
御茶ノ水駅で地下鉄に乗り替えて、
東大病院までは1時間弱。
朝の通勤として、
比較的時間がかかります。
では、なぜAくんは遅刻しなくて、
Yくんは遅刻ばかりしていたのでしょうか?
答えは簡単です。
Aくんは、いつも1時間ぐらい
余裕を持って早めに家を出ていたのです。
それに対してYくんは、
「定刻に着けば良い」、
あるいは「ギリギリでいいや」と思っていたのでした。
都内に住んでいる方はわかると思いますが、
JRの中央線は、
よく人身事故がおきます。
そのため、定刻に間に合うように出ても、
トラブルがあると遅刻してしまうのです。
それを想定したAくんは、
トラブルがあっても遅刻しないように早めに家を出ていたのです。
しかも、
早朝の空いている電車だと、
車内で座って勉強をしたり、
仮眠を取ることができます。
すし詰めの満員電車に揺られて、
しかも遅刻して汗だくになるのに比べると天と地ほどの差です。
このように、
ちょっとした工夫をするだけで
遅刻を防ぐことができるだけでなく、
時間や空間を有効に活用することができるのです。
時間を究極に活用する方法が、
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