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安倍元首相銃撃事件と医療ミスの意外な共通点

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安倍元首相銃撃事件と医療ミスの意外な共通点

先日、安倍元首相が銃で撃たれる

というニュースが突然入ってきました。

私は、その話を聞いた時に、

かなり遠くから、射撃の

得意な人が撃ったのかと思いました。

 

しかし、その後ニュースを観て

驚きました。

 

あれほどの至近距離から

撃たれるような事件が起きるとは

思いませんでした。

 

これは、防ぐことは

できなかったのでしょうか。

 

私は、防げた可能性はあると思います。

 

当時、現場にはSPと呼ばれる

警備にあたる人たち大勢いたわけです。

 

実際に、銃撃の後で犯人は

すぐにその場で取り押さえられていました。

 

つまり、それだけ大勢の人が

警備にあたっていたので、

怪しい人物がいれば、気づいて

未然に防げた可能性があります。

 

では、なぜ防げなかったのでしょうか?

 

最近は、こういった事件も

起きていなかったので、

油断をしていたのかもしれません。

 

コロナの影響で、それほど

多くの人が集まらないだろうと

思っていたのかもしれません。

 

予め、おことわりしておくと、

こういったことは、犯罪を行なった人が

悪いのであって、警察が悪い

といったことではありません。

 

犯罪者がいたとして、それを防げた

可能性があったかどうか議論なので、

そこを勘違いしないようにしてください。

 

私は、この事件の情報を知って、

これは、医療ミスが起きる状況と

よく似ていると感じました。

 

銃撃事件と医療ミス、、、

 

では、まず、医療ミスは

どのような時に起こるのか考えてみましょう。

ミスが起きる要因たくさんあります。

 

ミスが起きないためには、

チェックしなければいけない項目があります。

 

たとえば、私が以前やっていた

カテーテル治療では、カテーテルの

先端の位置をチェックする必要があります。

 

また、血管の中に

ガイドワイヤーというもの

通すのですが、その先端が

どの辺まで入っているかチェックします。

 

その他にも、一般的な

血圧や脈拍、心電図なども

常に気をつける必要があるのです。

 

治療に集中し過ぎると、

人間は視野が狭くなってしまい、

見落としが生じる可能性が出てきます。

 

あるいは、手を抜いて、

「このぐらいはチェックしなくてもいいか」

といった油断があると、

それがミスにつながります。

 

今回の事件も同様で、
チェックすべき項目を
おろそかにしてしまった、、、

 

「まあ、何も起こらないだろう」
といった油断があった、、、など、
警護のミスにつながる要因が
あった可能性があります。

 

ですから、今回の

安倍元首相の銃撃事件と、

医療ミスが起こる状況は

よく似ていると言えます。

 

では、このミスをゼロにすることは

できないのでしょうか。

 

人間が行なうことには、

必ずミスつきまといます。

 

人間がやる限り、ゼロにすることは

ほぼ不可能ですが、なるべく

ミスは減らしたいところです。

 

ミスを減らすための方法とは?

 

私が考えているのは、 AIの活用です。

 

現代においては、

最も良い方法だと考えます。

まずは、ミスを

起こさないためのチェック項目を、

AIに教えて学習させます。

 

AIは、手を抜いたり、

油断したりすることはなく、

学習して、さらに賢くなっていくので

人間よりもずっと優秀で、

ミスを防ぐことができます。

 

今回の、安倍元首相の銃撃の際に、

犯人はビデオに映っていました。

 

これを、犯罪を防ぐための

学習をしたAIで画像解析していれば、

チェックできた可能性があります。

 

科学が進歩した現代においては、

あらゆるミスを防ぐために、

AIの活用というのはとても有効です。

 

医療分野も、AIの導入を

検討したらいいのではないか

私は考えています。

 

残念ながら、生身のお医者さんよりも

優秀です(笑)。

 

よろしければ動画もご覧ください。

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