誰でもできる！継続するコツ
元メジャーリーガーのイチロー選手は、
いろいろな名言を残しています。
その中に、
「小さなことを積み重ねることが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道」
という言葉があります。
イチロー選手は
ヒットをたくさん打ちましたが、
メジャーリーグでは
年間最多安打の記録も持っています。
これも、一本一本積み重ねたからこそ
できたことです。
継続することで、大きな目標を
達成できたのです。
このように、大きな目標を
達成するためには継続が重要です。
しかし、それができずに
悩んでいる人が少なくありません。
では、継続するには
どうしたらいいでしょうか。
ポイントをいくつか
お伝えしていきます。
まず、１つめは、
気合や根性に頼らない
ということです。
短い期間であれば、気合や根性で
乗り越えることもできます。
たとえば、定期試験の
数日前〜前日に、睡眠時間を
削って勉強することなどです。
それをしたことのある人も
少なくないと思いますが、
このような場合は、気合や根性で
乗り切ることができるかもしれません。
しかし、もっと長丁場の勉強や仕事では、
気合いや根性にずっと頼ることは難しいです。
それを続けていると、
ストレスが溜まってしまい、
最終的には体調を崩して、
長続きしません。
そこで、まずは脳の仕組みを、
正しく理解する必要があります。
私たちの脳は、
楽しいことを思い浮かべると
やる気のホルモンと呼ばれる
ドーパミンの分泌が増えます。
こういった脳の仕組みを生かせば、
ストレスを溜めずに、
継続することが可能です。
私の知り合いにも、
この脳の仕組みを生かした
工夫をしている人がいます。
モチべポイント、これは
モチベーションポイントの略ですが、
まず、モチベーションが上がる
行動をリストアップします。
そして、その行動を
なるべく増やすようにします。
仮に、散歩すると
モチベーションが上がるとか、
音楽を聴くとモチベーションが上がるなど
自分のモチベーション、言い換えれば、
やる気が上がる行動を増やす
ということです。
これも脳科学的に言えば、
やる気のホルモン、ドーパミンを
出す行動になります。
このように、気合や根性に
頼るのではなく、工夫して、
仕組みを作り、それを
計測できるようにすることが
大切なポイントになります。
次のポイントは、
目の前に人参をぶら下げることが、
ポイントになります。
昨日のメルマガでは、
やる気のホルモンを出すことが
大事という話をしました。
では、そのやる気のホルモンは
どうすれば出せるでしょうか。
そこで、目の前のニンジンが
キーワードになります。
これはどういうことかと言うと、
人間は、すぐにもらえる
ご褒美でなければ、
やる気が出ないということです。
たとえば、すぐに
オモチャを買ってもらえるのであれば、
子どもも喜びますが、
１０年後にもらえると言われても、
やる気が出る人はほとんどいません。
ご褒美というのは、
すぐにもらえるものではないと、
やる気のホルモンが出ません。
たとえば、子どもが
問題集を１０ページやったら
ゲームをやっていいとか、
仕事が終わったら美味しいものを
食べに行くといったように、
すぐにもらえるご褒美が、
目の前のニンジンということです。
このように、すぐにもらえる
ご褒美を設定することが
２つめのポイントになります。
私の講座では、運動のやり方や
食事の摂り方を指導していて、
それを継続できる人が多いです。
通常、「朝ジョギングしましょう」
と言われても、継続できない人が多いです。
しかし、私の講座では
継続できる人が多いのです。
なぜかと言うと、先ほどの同じ理屈で、
健康のために走るということではなく、
走ると脳が活性化して調子が良くなることが
ご褒美だからです。
食事の摂り方も同様です。
食事の摂り方を変えると、
体調が良くなって仕事もはかどります。
これが、ご褒美なわけです。
調子が悪いまま、毎日を過ごすよりも
調子がいいほうがいいので、
継続することができるわけです。
このように、すぐにもらえる
ご褒美を何か用意して、
仕組み化するといいでしょう。
３つめのポイントをお伝えします。
それは何かと言うと、
自分が教える側に回ることです。
たとえば、ダイエットが
なかなか継続できない
と言う人が多いです。
それはなぜかと言うと、
自分が受け身だからです。
「本当に続けられるのかな」とか、
「リバウンドしちゃうかもしれない」
といったように考えて受け身でいると
継続することは難しいです。
しかし、まず自分が
ダイエットを成功させて、
指導する側、つまり、
先生の立場になるとします。
そうすると、今度は
自分が教えないといけないので、
太るわけにはいきません。
ですから、継続することが
当たり前になっていくわけです。
そうなると、
「どうすればダイエットできるか」
と考えるようになり、
意識が変わっていきます。
このように、自分が
教える側に回るというのは、
とても有効な方法です。
英会話の勉強が継続できない人も、
自分が教える側になれば、
やらざるを得なくなり、
自然と継続できるようになります。
これは、ほとんどのことに
当てはまります。
もし今、何か継続できないと
悩んでいる人は、教える側に
回ることができないかを
考えてみることがオススメです。
よろしければ、動画も
ぜひご覧になって下さい。
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