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すぐやる人がうまく行くのか?

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すぐやる人がうまく行くのか?

仕事が速い人もいれば、

仕事が遅い人もいます。

 

よく即断即決して、即行動することが

重要だと言われます。

 

確かに、仕事が遅いよりは

速い方がいいのは間違いありません。

 

では、とにかく何でも

すぐやればいいのでしょうか。

 

それは、内容によります。

 

内容によっては、すぐに

やらない方がいいこともあります。

 

どうでもいいことをすぐにやっても、

あまり意味がありません。

 

たとえば、友人のLINEへの返信

インスタグラムを見ることなどは、

すぐにやる必要はありません。

 

ここで、ポイントになるのは、

「7つの習慣」という本の中出てくる

時間管理のマトリクスです。

 

これは、緊急性と重要性によって、

物事を4つの領域に分類したものです。

 

この中で、すぐやる必要があるのは、

第一領域です。

 

第一領域は、緊急、かつ重要なものです。

 

たとえば病気や事故、

締切の迫った仕事などは

急いでやる必要があります。

 

しかし、4つの領域の中でも

最も重要なのは、第二領域です。

緊急ではないが、重要なことという領域です。

 

「7つの習慣」の中でも、

第二領域が重要だと解説されています。

 

たとえば、自己啓発、

健康維持、人間関係づくりなど、

緊急性はなく、時間もかかりますが、

重要なものが含まれています。

 

さて、、、私がオススメする、

緊急ではないが重要で、

すぐにやった方がいいことあります。

 

そのうちの1つは、

私の講座でいつも強調している

一人戦略会議です。

 

一人戦略会議をご存知ない方のために解説すると、

仕事や人生の地図の役割をするものです。

 

 

この一人戦略会議を毎朝

行なうことによって、

今日はこういう方向に行こう

ということを方向づけできます。

 

ところが、それをしていない人が

ほとんどです。

 

もし、これが実際の地図であれば、

知らない土地で、地図なしで歩いて、

目的地にたどり着くということは

あり得ません。

 

それにも関わらず、多くの人は

人生の地図を活用できていません。

 

人生という見知らぬ土地で、

地図を持たずにさまよっている人

ほとんどなのです。

 

一見、緊急性はないように思えますが

一人戦略会議はきわめて重要です。

 

私の講座を受講している人には、

必ずやるよう、いつも言っています

 

では、すぐにやるかどうかは、

どう判断すればいいのでしょうか。

 

緊急性、重要性の他に、

もう1つ判断基準があります。

 

それは何かと言うと、

リスクの大小で考えるということです。

 

これを基準にすることがオススメです。

 

リスクを日本語にすると、

危険性ですが、

ここで言うリスクは

時間や労力、お金などです。

何か新しいことをする時は、

時間と労力をかけなければいけません。

 

お金が必要なこともあります。

その額が多ければ多いほど、

リスクが高いと言えます。

 

リスクが低くて、重要なものは

早めにやった方がいいです。

 

その中で、私がオススメするのは、

とりあえず聞いてみるという方法です。

 

たとえば、ビジネスで

コラボしたい相手がいるとします。

 

これも、聞くだけであれば無料です。

電話やメールをする手間はかかりますが

数分で済むので、ほとんどリスクはありません。

 

ですから、とりあえず聞くことを

私はオススメしています。

 

こういったことは、

すぐにやっても問題はありません。

 

もちろん相手に断られる場合もあります。

それは仕方ないので、上手くいけば

ラッキーと考えた方がいいです。

 

あとは、相手との人間関係は

気をつけた方がいいでしょう。

 

あまり親しくない人に、

交渉事を図々しくすると

人間関係が壊れることもありえます。

 

たとえば、相手が偉い人で、

一度しか会っていないのに

図々しくお願いごとをするのは、

気分を害されて、人間関係が

壊れることもありえます。

 

そのあたりは注意が必要です。

 

しかし、ほとんどの場合は

リスクがないので、

とりあえず聞いてみましょう。

 

そういった交渉が成立すれば、

ビジネスが発展します。

 

時間、労力、お金などのリスクがあるものは、

良いと思ったからといって、

いきなり行動に移さない方がいいです。

 

それについては、いつも私が

提唱している一人戦略会議で、

毎日毎日じっくり考えるのがオススメです。

 

皆さんも、仲間と話していて

「それは良いね!」と面白いアイディアを

思いつくことあると思います。

 

しかし、振り返ってみると

「あの時は盛り上がったが、

よく考えればそれほどでもない」

見方が変わった経験がないでしょうか?

 

それと同じことが、

一人戦略会議を行なうと起こってきます。

 

「これはいいぞ」とか

「絶対いける!」などと思っても、

すぐに始めない方がいい場合があるのです。

 

まずは、一人戦略会議のシートに記入して、

毎朝見返してみてください。

 

そうするとどうなるかと言うと、

不思議なもので、時間が経つにつれ、

見方が変わってきます。 

 

「初めは良いと思ったが違うな」とか、

時間が経っても「これは大丈夫だ」などと

感じるようになってきます。

 

このように、何度も検討し直して、

それでも大丈夫と思えたものは、

実行した方がいいです。

 

大丈夫かどうかというのは、

ある程度のお金、時間、労力を

かけたとしても、それらを

上回るリターンがあると思えるもの

ということです。

 

物事をすぐやるかどうかは、

緊急性と重要性、そして

リスクの兼ね合いで決まります。

 

今回の話を参考にして、

アイディアを行動に移すタイミングを

決める目安にしてみてください。

 

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。     

  ↓   ↓   ↓

https://youtu.be/qBZXk6uspBI

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