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新型コロナを収束させる方法

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新型コロナを収束させる方法

新型コロナウイルス第3波が到来し、

感染者が増え続けています。

 

12月25日の時点で、

PCR検査の結果、陽性になった人は、

209,980人です。

 

では、コロナを収束させるためには、

どうすればいいでしょうか。

 

それには2つの方法が考えられます。

 

1つめは、新規の感染者を

出さないようにすることです。

既に感染した人の症状が落ち着けば、

根絶することができます。

 

もう1つは、多くの人が

免疫を獲得することです。

 

では、根絶できるのかと言うと、

現実的には無理です。

 

なぜかと言うと新型コロナウイルスは、

症状が出る前に感染力が強まる

という特徴があるからです。

 

つまり、自分がコロナに感染している

気づいていない人が、

ウイルスを撒き散らすので、

感染拡大してしまうのです。

 

コロナに感染した段階で、

完全にチェックすることは不可能です。

 

ですから、コロナの新規感染者を出さずに

抑え込むというのは、現実的には不可能なのです。

 

では、後者の、大勢の人が

免疫を獲得する方法どうでしょうか。

 

免疫を獲得するには、

2つの可能性が考えられます。

 

1つは、ウイルスに感染した結果、

抗体ができるということです。

 

もう1つは、ワクチンを接種して

獲得するということです。

 

このいずれかの方法で、

より多くの人に抗体ができれば、

コロナを収束することが可能になってきます。

 

多くの人に抗体ができれば、

コロナは収束していきます。

このことを集団免疫と言います。

 

集団の一定数が、特定の感染症への

免疫を獲得することで感染症の流行を防ぐ

というものです。

 

一定数がコロナの抗体を持ち、

ウイルスに感染しても発症しない

という状態になれば、収束に向かいます。

 

この集団免疫ですが、

免疫を持っている人の必要数は、

感染症によって異なります。

 

たとえば、今は予防接種がありますが、

はしかの場合は集団の95%以上、

ポリオの場合は集団の80%以上が

免疫を持っていれば、

ウイルスが拡散せずに済むのです。

 

新型コロナウイルスの場合、

60〜70%の人が免疫を獲得すれば、

収束に向かう考えられています。

 

ですから、コロナを収束させる結論としては、

集団免疫を獲得する必要がある

ということになります。

 

では、ここで今までの経過を

振り返ってみましょう。

 

コロナは夏頃に第2波があり、

いったん落ち着いたものの、

現在は第3波がきています。

 

この第2波と第3波の違いを挙げるなら、

第2波の方が重症者が少なかったです。

 

その理由としては、コロナは

夏場は重症化しにくいという可能性が

考えられます。

 

まだ解明されていないものの、

可能性としては十分に考えられます。

 

では、この特徴を活かして

コロナを収束させるには

どうすればいいでしょうか。

 

私の個人的意見になりますが、

コロナを収束する方法をお伝えします。

 

コロナは、夏場には重症化しにくい特徴を持つ一方で、

冬場は感染者が増えます。

 

ですから、冬場はなるべく

感染者が増えないようにする必要があります。

 

欧米諸国がしているロックダウンに近い状態にするか

高齢者や重症化リスクの高い人に

ウイルスを感染させないような対策をして、

なるべくおとなしく過ごすしかないと思います。

 

ワクチンも間に合っていない状態で、

既に感染が拡大しているので、

この冬をなんとか乗り越えることが最優先です。

 

さて、問題になるのは、来年の夏です。

 

夏にまた、コロナ感染の

波が来る可能性もあります。

 

しかし、夏のコロナは重症化しないのであれば、

夏場は自由に活動する方がいいです。

 

自粛などせず、自由に活動することで、

ウイルスが拡がって感染者も増えるかもしれません。

 

しかし、それは無視して活動を続けることで、

経済を上向きにするのです。

 

感染者が増えても、重症者が少なければ、

医療現場も逼迫せずに済みます

 

実は、これは他の病気でも

同じことが言えます。

 

どういうことかと言うと、

コロナ以外の病気も夏よりも冬の方が

重症化する人が多いのです。

 

ですから、病院は、コロナの患者さんだけを

診ていればいいというわけではありません。

 

コロナにかかった人も、他の病気で

重症になる人も診なければならないので、

医療現場は冬場はとても大変です。

 

どちらかと言えば、

夏場の方がゆとりがあります。

 

そういった時にコロナの重症者を

ケアすれば、収束に向かうことができます。

 

こういったことをすれば、

多くの人が免疫を獲得できます。

 

そうしている間に、

もしかしたらワクチンも

間に合うかもしれません。

 

ワクチンは再来年の1月頃になるかもしれませんが、

期待はできます。

 

今回のコロナ問題では、今まで

経験したことのないこと

たくさん起きています

 

やむを得なかった点も多数あります。

 

振り返ってみれば、Gotoトラベルは、

タイミングが悪かったです。

 

秋から冬という、感染しやすい時期に

キャンペーンをやってしまったのは

よくありませんでした。

 

Gotoとコロナの感染拡大には

因果関係がない政府は主張していますが、

Gotoの人の移動が影響した可能性は

否定できないと私は思います。

 

以上のことをまとめると、今冬は

重症者を増やさないようにすることが重要です。

 

そのためには、自分が感染しないように

気をつけることはもちろん、

高齢者や基礎疾患のある人に

うつさないように努める必要があります。

 

そして、次の夏に向けての

対策を考える必要があります。

 

よろしければ、動画もご覧ください。

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