8月11日、山の日に開催された、
立川談慶師匠と茂木健一郎先生のトークショーに参加してきました。
開催場所は、長野県上田市。
立川談慶師匠の故郷です。
私は上田市に初めて訪れましたが、
東京よりも涼しくて、空気も澄んでいて、
とても良い場所でした。
この日の、2人のトークでも話題になったのが、
無茶振り理論です。
立川談志師匠の下、
9年半という長い下積みを積んだ談慶師匠。
その間、談志師匠から数々の無茶振りを受けてきたそうです。
例えば、夜中の3時に突然電話がかかってきて、
「今から来て、ほうれん草を茹でてくれ」と言われたり、
またある時は、
やはり突然電話がかかってきて
「明日東京に帰るから迎えに来てくれ」と言われたり、、、、。
「明日帰る」と言う情報だけで、
どうやって談志師匠の居所を突き止めたのか?
無茶振りに応えた、
談慶師匠の推理力・洞察力も素晴らしいものがあります。
詳しい内容は、落語会の時に話が出ると思いますので、
伏せておきたいと思います。
さて、
この無茶ぶりというのは、医学的には、どのように捉えられるでしょうか?
これは、言わばストレスです。
通常、ストレスは、悪者だと考えられていますが、
適度なストレスとそれに抵抗する行動がなければ、
人間の体は進化しません。
スポーツでも、
「これはちょっと無理?」
と思えるような負荷、つまりストレスをかけなければ、
パフォーマンスは向上しません。
茂木健一郎先生によると、
かつて、オリンピックの女子フルマラソンで、
2大会連続でメダルを獲得した有森裕子選手も、
現役時代、小出義雄監督から、
かなりの無茶振りをされていたそうです。
http://lineblog.me/mogikenichiro/
たとえば、30キロ走ったあとに、
1万メートル(10キロ)のタイムトライアルをやる!?
といった感じで(笑)。
それに耐えられない選手は辞めていき、
無茶振りに耐えた有森裕子選手はメダリストになったわけです。
9年半の無茶振りで鍛えぬかれた、
立川談慶師匠の話術、そしてコミュニケーション術。
4月に開催したセミナーでも大好評でしたが、
それを受けて、
近々教材として発売予定です。
楽しみにお待ち下さい。
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