記憶のためのポイント(その6)「テストを活用する」
大学受験の勉強などでは、
多くの人が問題集を使って勉強し、
模擬試験も何度か受け、
そして最終的に本番の試験に臨みます。
これら問題集や模擬試験というのは、
すべてテストの範疇に入ります。
英語のTOEICを受ける人も多いと思いますが、
この場合の勉強もほぼ同様でしょう。
問題集をこなしたり、
模擬試験を受ける人が多いと思います。
各種資格試験も、いろいろな問題集が出ています。
このように問題を解く、
つまり、
テストを繰り返すことの効果はあるのでしょうか?
実は、テストを行うことは、
記憶を維持するのに有効だというデータが出ています。
大学生にテキストを7分かけて読ませ、
そのあと、
一方の学生にはもう一度テキストを読ませ、
もう一方のグループには、
テキストの内容を思い出して書きだすという
「テスト」を7分間行いました。
その後の最終テストでは、
テキストを棒読みしたグループより、
「テスト」に取り組んだ学生の方が成績が良かったのです。
しかも、2日後の確認テストよりも、
1週間後のテストにおいて、
その差は顕著になっていました。
つまり、
テストを行うことで、
脳内回路が強化され、
長期的な記憶へとつながったわけです。
このように、
テストには実力を評価するという目的だけでなく、
記憶を強化する働きもあるのです。
この理論に基いて、
いろいろとやり方を工夫してみましょう。
一番簡単なのは、
市販の問題集を使う方法です。
このような、チェックシートを使えば、
簡単に穴埋め問題を作ることもできます。
あるいは、自分で問題を作ってもいいでしょう。
問題を解く時は、ステップ集中を使えば、
効率よく学習することができます。
ステップ集中の具体的な方法は、
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