以前テレビで見かけた、この歩行支援器具はすごいです。
何がすごいかというと、何の動力も付いてないのに、勝手に歩いてしまいます。
ゆるい下り坂を重力とバネの力を利用して歩くわけですが、これをリハビリに利用すれば、多くの人に役立ちそうです。
加圧トレーニングとの併用も相乗効果が期待できます。
それと同時に、もう一つ思ったことがあります。
人間も本来持っている力を利用して同じようなことができるのではないか。
つまり、無駄な力を使わずに効率良く走ったり、歩いたりすることが可能だということです。
こうした効率の良い走り方を提唱している「気ランニング」(英語ではChi Running)というのがあります。
これも、体を前傾させることで、重力を利用して効率良く走る方法です。
まさに、先ほどの歩行支援器具と原理は一緒です。
電気など動力を使ったロボットに頼らなくても、我々の体は、まだまだいろいろな可能性を秘めていますね。
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