私が長年診ていた患者さんで、
80歳になって生活保護を申請した人がいました。
自営業をしていて、
以前は羽振りが良かったようです。
そのため、年金も払わず、貯蓄もせず、
いわば「その日暮らし」的な生活をしていたわけです。
ところが、
景気の悪化とともに仕事の依頼も減り、
年齢による体力の低下もあり、
商売を辞めることになってしまいました。
娘さんが一人いましたが、
結婚して子どももおり、
さらに父親の面倒を見るまでの余裕はないということで、
結局生活保護を申請したようです。
このように、
老後になって生活に行き詰まる人を
老後難民と
呼ぶそうです。
では、それより若い世代はどうかというと、
老後の備えが十分にできていると言う人は、
ごくわずかです。
老後難民の特徴は3つあります。
1 著しく収入が少ない
2 十分な貯蓄がない
ですから、これは他人ごとでなく、
日本国民全体の問題とも言えます。
では、老後難民にならないためにはどうしたら良いでしょうか。
ポイントは2つあります。
1 変化に対応できる力をつけること
自分自身、あるいは家族に何か起きた時に、
動じずに対応できる力が必要です。
2 複数の収入源を確保すること
どこかに勤めて収入を得ていたとしても、
急に親が倒れて仕事を休まざるをえない、
そんなケースはザラにあります。
もし、1箇所しか収入源がなければ、
完全に途絶えてしまいます。
そのリスクを回避するには、
複数の収入源を確保しておいた方が良いでしょう。
生きる力をみにつけましょう。
パーフェクトブレインです。
森田のプライベート情報や
パーフェクトブレイン開発秘話など、
ブログでは書けない内容をメルマガで配信しています。
***************************************