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言葉によって選択肢が生まれる

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言葉によって選択肢が生まれる

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今、中高年の引きこもり社会問題になっています。

「8050問題」というキーワードをご存知でしょうか?

1980年代に、若者の引きこもりが増加しました。

 

その引きこもりの若者が年を取って、現在40〜50代になり、

その親世代も70〜80代になっています。

 

引きこもっている子どもが50代、その親が80代ということで、

「8050問題」と言われています。

引きこもっていた若者の面倒を見ていた親も年を取っています。

 

もし親が亡くなってしまえば、後に残された引きこもりの人は、

たちまち困窮します。

 

 

先日、この引きこもり問題について、

英会話レッスンの時に、外国人の先生と話をしました。

 

英語には、この日本語の「引きこもり」という言葉を、

適切に表現する言葉がないそうです。

 

強いていえば、indoors とか social withdrawalといった

単語になりますが、引きこもりの定義とは少し異なります。

 

つまり、引きこもりとは、日本独自の概念なのです。

 

海外には、引きこもりという文化がないので、

説明してもイマイチ理解できないようです。

 

では、なぜ日本に引きこもりが増えてしまったのでしょうか。

 

それは、このような言葉が登場したことによって、

ひとつの新しい選択肢が生まれてしまったからです。

 

高校卒業後、進路を選択する場合、

それまでは、大学や専門学校に進学するか、会社に就職をするか、

アルバイトをするかといった選択肢がありました。

 

ところが、そこに引きこもりという新たな選択肢が登場したので、

それを選択する人が増えてしまったのです。

 

 

以前のメルマガでも書きましたが、

似たような現象に、介護あります。

 

昔は介護などという言葉は存在しませんでした。

 

しかし、この言葉が登場したことによって、年を取って

体が弱ったら介護という選択肢が生まれてしまいました。

 

現在は、年を取ったら介護以外の

選択肢がないかのような状態になっています。

 

私は今、ここに新たに元気になる」という

選択肢を加えるべく活動しています。

 

体が弱ってきても、そこからまた

元気になることは十分可能です。

 

そのような方法を、新たな選択肢として、

提唱しようと思っています。

 

こういった言葉が広まれば、元気なお年寄り、

元気な日本人間違いなく増えます。

 

特にマスコミの方に言いたいのですが、

ネガティブな言葉を作ることで、

ネガティブな選択肢が増えてしまいます。

 

日本を良くするためには、ネガティブな現象を言語化せず、

ポジティブな言語を増やしていくことが重要になっていきます。

 

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