仕事でも勉強でも
積み重ねというのは、
とても重要です。
試験前の一夜漬けの勉強は、
点数は稼げるかも知れませんが、
力はつかないので、
時間が経てば何も残りません。
同じように、
単にお金を稼ぐだけの仕事は、
何も残らないので、
病気や怪我で働けなくなったら、
ぱたっと収入が途絶えてしまいます。
では、
サラリーマンを辞めて
起業すれば良いかいうと、
必ずしも、そうではありません。
ブラック企業から抜け出したい。
自分の好きなことをやりたい。
そう思って起業しても、
社員も少なく、
全ての仕事を自分独りで丸抱え。
朝から晩まで仕事、、、
気づけば、ブラック企業時代と変わらない!
なんていうことになってしまいます。
「ストックビジネスの教科書」の著者
大竹啓裕さんは、
このように起業してもブラック企業のようになってしまうことを
「自家ブラック化」と呼んでいます。
このようにブッラク化しないためにはどうしたら良いか?
そのためには、
積み重なるビジネスをする必要があるのです。
このようなビジネスを
ストック型のビジネス、
それに対して、
その場その場でお金を稼ぐビジネスを
フロー型のビジネスと呼びます。
よく、
インターネットビジネスが良いと言われるのは、
メールアドレスのリスト、つまり、
顧客リストが積み重なっていくので、
売上が安定するからなのです。
しかし、これは、
ネットに限った話ではなく、
呉服屋にも顧客台帳がありますし、
オーダースーツのお店も四半期ごとに
セールのお知らせを送って来たりします。
このような
「お得意様」が積み重なってくることで、
売上が安定してくるわけです。
しかし、それだけでは、
完全な「ストック型」とは言えません。
前述の大竹氏は元々
セコムに勤めていました。
セコムのビジネスモデルというのは、
まさしく、このストック型です。
顧客は、毎月、警備料金をセコムに払いますが、
実際にセコムが出動することは滅多にありません。
だからといって、
一度警備を頼んでしまうと、
解約するのも心配なので、
ほとんどの人は継続します。
従って、顧客が増えれば増えるほど、
セコムの利益は増えていくわけです。
大竹氏は、ストックビジネスの定義を
・ 継続的にお金が入ること
・ 売ることができる
の2つの条件が揃っていることだと言っています。
そして、究極のストックビジネスは、
不動産投資だとも述べています。
大事なことは、
単に継続的にお金が入ることだけでなく、
「積み重ね」を考えることです。
たとえば、
技術やノウハウが積み重なることで売上が上がるとか、
認知度が積み重なって、ブランド力が向上するとか、
良い人間関係が積み重なってビジネスにもプラスになるとか、
何をどうやったら、長い目で見てプラスになるか?
その点をいつも考えながら行動することをお勧めします。
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