なぜ自己実現が上手くいかないのか?
だいぶ前にメルマガで、
マズローの欲求5段階説とセミナー難民の話を取り上げました。
http://ameblo.jp/moorilyn/entry-12003362604.html
今回は、
多くの人が、自己実現が上手くいかない理由を
マズローの欲求5段階説に基いて
考えてみたいと思います。
これは、自己実現理論と呼ばれるもので、
アメリカの心理学者・アブラハム・マズローが
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と仮定し、
人間の欲求を5段階の階層で理論化したものです。
一般的には「マズローの欲求5段階説」という呼び名で有名になっています。
第一段階は、「生理的欲求」です。
これは、「食べる」「寝る」のような、
生きていくための基本的な欲求です。
これが満たされると、第2の階層「安全の欲求」を求めます。
これには、健康、安心して住める場所、経済的な安定などが含まれます。
安全の欲求が満たされると、人は社会欲求や愛の欲求を求めます。
仲間や愛を求めるのです。
そして、第4階層は、「承認の欲求」です。これは「他者から認められたい」「尊敬されたい」という欲求です。
ビジネスパーソンで言えば、
結婚して家も構え、
安定し、愛情も得られると、
今度は、社内で認められたい、
同期よりも早く出世したいといった欲求が芽生えてくるのです。
そして、第5段階が「自己実現欲求」です。
自分の脳力を引き出し、
創造的な活動がしたいなどの欲求が生まれます。
たとえば、音楽家の場合、
多くの人がこの、
第5段階を目指します。
しかし、順調に到達できる人は一握り。
残りの人は、華やかな舞台に立てずに終わってしまう、、、、。
なぜそうなるかというと、
多くの人が第2段階でつまづいてしまう、、、。
つまり、
自分の好きなことだけで十分な収入が得られないため、
上のステージに進めないのです。
いわゆる、
「この仕事では食っていけない」
という状態です。
ここで問題となるのは、
ほとんど全ての人が、
一つの仕事で、
第2段階から第5段階までを完結させようとすることです。
しかし、仮にですが、
この第2段階の経済的な問題をクリアする方法が
他にあったとしたら、、、、
展開は大きく変わる可能性があります。
たとえば、
親が資産家でたくさん不動産を持っていたとします。
親からそれを受け継いだおかげで、不労所得が入るようになり、
ほとんど働かずに音楽に打ち込めるようになったとしたら、、、、。
勝間和代さんが翻訳した「天才!」という本の中には、
「天才になるためには1万時間の努力が必要」と書かれています。
もし、他の仕事をせずに、毎日10時間音楽の練習だけに打ち込めたら、
3年後には天才になれるかもしれません。
若いうちに成功した人というのは、
まだ親に経済的に保護してもらっているあいだに、
天才になる工程をクリアした人と言えるかも知れません。
遅れてスタートした人は、
20歳を過ぎると、
「もう成人だから自分で稼がねば」ということで、
アルバイトをしながら音楽活動も、、、、
といった具合に集中力を分散してしまうため、
長い長いトンネルに入り込んでしまう。
もちろん、このようなケースが全てに当てはまるとは言えませんが、
遅咲きでも本気で自己実現したいという人は、
何か別の手段で、あまり時間をかけずにお金が入る方法を見つけてみては
いかがでしょうか。
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