日本は受験競争が激しいせいか、
受験の体験がトラウマになっている人がたくさんいます。
私が受ける相談の中でも、
社会人の方で、
大学受験で東大に落ちたのがトラウマになっており、
何とか再受験したいといった相談が少なくありません。
アメリカの場合、
日本のような受験システムではないこともあり、
このような傾向はないそうです。
日本の場合は、
偏差値偏重主義や学歴偏重主義、
そして、
子どもに過度の期待を寄せ、
勉強を強制する親が多いことが影響しているのではないでしょうか。
たしかに、
良い大学に行ったほうが
教育環境も整っています。
優秀な先生に教わることもできますし、
優秀な仲間にも会えます。
行けることなら、
なるべく良い大学に行ったほうがいい
のは間違いないでしょう。
しかし、
よく考えてみれば、
大学は単なる通過点に過ぎません。
20歳前後で
人生が全て決まるわけではありませんし、
むしろ重要なのはそこから先です。
たとえば、
東京駅から渋谷まで電車で行くのには、
いろいろなルートがあります。
赤坂見附経由、新橋経由、あるいは山の手線で行く方法もあります。
どこを経由したとしても
最終的なゴールにたどり着ければ良いわけで、
「本当は新橋に行きたかったのに、
赤坂見附で乗り替えて失敗した。
もう一度戻ってやり直そう」
なんて言う人はいません。
しかし、
人生においては、
このような通過点をずっと気にして、
後戻りしようとする人すらいるのです。
このような過去の通過点を気にするより、
これから先の人生を
どのような目標を立てて生きていくか
が大切です。
先日も書いたように、
大学生なら留学を目指すとか、
社会人の方なら、
起業など第2の人生を考えるのも良いでしょう。
過去の通過点は忘れて未来を見てみましょう。
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