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SARSと新型コロナウィルス、影響力の違い

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SARSと新型コロナウィルス、影響力の違い

YouTubeの動画も始めました。

動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/E7uq3EFMhdI  

 


先日のメルマガでも取り上げましたが、

新型コロナウィルスがさらに拡大しています。

 

このブログを書いている段階で、

患者数が4515人、死者は106人と

増加傾向にあります。

 

 

かつて、2003年にSARS

(severe acute respiratory syndrome)流行しました。

 

このSARSと今回の新型コロナウィルスの影響力に

どのぐらい違いがあるのか、考えてみたいと思います。

上の表は、数日前のデータなので、

患者数などに違いがあります。

 

患者数に関しては、最終的に

どのぐらいで落ち着くのか、全く予想ができません。

 

致死率は、現段階ではSARSの方が高いですが、

正確な数字が出るまでは何とも言えません。

 

では、それ以外の問題、

経済への影響という点で考えると

SARSの時と今回とでは、だいぶ状況が異なっています。

 

まず、日本を訪れる外国人の数は、

近年急速に増加しています。

今年は4000万人を超えるだろうと

予測されていましたが、これに

ブレーキがかかるおそれがあります。

 

SARSが流行した2003年は、訪日客は

521万人しかいませんでした。

それが今や4000万人に迫る勢いです。

 

そして、その訪日客のうち3分の1は

中国人が占めています。

 

インバウンド効果ということが言われていますが、

これに大きく影響するおそれがあるのです。

 

そして、SARSの流行した当時ともう1つ

大きく異なる点は、中国のGDPの変化です。

 

中国の経済力が大きくなってきているということは、

世界経済に与えるインパクトも

それだけ大きくなるということです。

 

このあたりが、SARSの時と今回とでは

大きく異なります。

 

そして、さらに問題になるのは

東京オリンピックです。

 

日本では、半年後に

東京オリンピックを控えています。

 

もしかしたら、その頃まで

この新型コロナウィルスの問題が

長引く可能性もあります。

 

私の記憶では、SARSが流行した

2003年の7月に、カテーテルの

国際的な研究会が開催されました。

 

この研究会は例年、外国のドクターを

招いて行なわれていたのですが、

この年に限ってはSARSの問題があったので、

外国のドクターを呼びませんでした。

 

こういった過去の経験も踏まえると、

新型コロナウィルスの問題は、

東京オリンピックにも影響しかねません。

 

こうなると、経済面への影響は

かなり大きなものになる可能性があります。

 

まだまだ新型コロナウィルスの広がりは、

予断を許さない状況です。

 

健康面を考えても、

なるべく感染をしないような

工夫が必要になると思います。

 

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