昔から、
「貧乏ヒマなし」 と言いますが、
逆にお金持ちはどうなんでしょうか。
バリバリ働いていて、
忙しいという人も確かにいますが、
意外なことに、
「ヒマなお金持ち」 もたくさんいます。
最近は企業経営者で
マラソンやトライアスロンに取り組む人が増えています。
私のマラソン仲間で、
某有名企業の社長さんに、
以前、質問したことがあります。
「なぜ、企業経営者でマラソンやトライアスロンをやる人が多いのでしょうか？」
すると、その社長さんは、
「ヒマだからじゃないですか」
と答えました。
実際には、
時間管理がきちんとできているから、
スポーツと仕事を両立できているのだと思います。
しかし、なかには、本当にヒマなお金持ちも少なくありません。
では、
なぜヒマなのに、
会社を経営できたり、収入が入ってくるのでしょうか。
有名な「金持ち父さん、貧乏父さん」という本があります。
この中に、「キャシュフロークワドラント」というものがあります。
これはどういうものかというと、収入を得る形態を４つに分類したものです。
左側の従業員と自営業者は、自分が働くことで収入を得ます
ですから、収入を増やすためには、たくさん働かねばなりません。
それに対して右側のビジネスオーナーや投資家は、
自分が働かなくても、
お金が入ってくる仕組みを作っています。
逆にお金が増えれば増えるほど、
労働時間が減り、
ヒマになってしまうぐらいなのです。
人生をどう生きるかという視点で考えた時、
この右のポジションと左のポジションの違いは激しいです。
人々が置かれているポジションを、
お金のあるなし、時間のあるなし、
で4つに分けると図のようになります。
忙しくてお金もない人は、
「目の前のこと」しか見えていないので、
時代の変化に対応できません。
ですから、
もっと収入を増やすチャンスがあったとしても、
気付かずに見過ごしてしまいます。
逆にお金も時間もある人は、
世の中の動きに敏感で新しいチャンスを
捉えることができます。
それだけでなく、
自由な時間があれば、
好きなことをしたり、
自由に旅行に行くことも可能です。
人生の残り時間というのは、限られています。
その限りある人生をどう過ごすか。
じっくり考える時間が、まずは必要ですね。
あなたの時間を作り出す方法があります。
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