コロナ禍でしてはいけない!3つのこと
いつの間にかコロナ禍という言葉が
定着してしまいました。
この禍とは、わざわいという意味です。
確かに、コロナで大変な目に
遭っている人も多いですが、
物事には良い面も悪い面もあります。
コロナが全部悪いといった表現は、
私はあまり好きではないので、
極力使わないようにしています。
しかし、今回はあえて
コロナ禍という言葉を使います。
このコロナ禍の中で、
残念な行動をしている人を見かけます。
それについて取り上げていきます。
まず1つめは、
マイナスからマイナスへ行く人です。
私は先日、ある地方都市に行き、
タクシーを利用しました。
ところが、そのタクシーの
運転手さんが、なんと、全然
道を知らないのです。
よくよく聞いてみると、
2日前からタクシーの
仕事を始めたということでした。
その前は何をしていたかと言うと、
夜のお店で働いていたそうです。
しかし、そこがつぶれてしまったので、
先輩から紹介されて、タクシーの
運転手を始めたということでした。
しかし、夜のお店を含めた飲食店も、
タクシー業界も、どちらもコロナで
売上がダウンしている業界です。
つまり、コロナでマイナスになっている業種から、
同じようにマイナスになっている
業種に移っただけになります。
これでは、稼げるようになる
可能性は低いです。
しかし、そうではなく、
どうせ仕事をするなら、
コロナで売上がアップしている
業種に移った方がいいのではないかと
私は思いました。
たとえば、スーパーマーケットや
ドラッグストアなどは、コロナの影響で
売上が上がっています。
マイナスからマイナスではなく、
マイナスからプラスになる
仕事に変えた方がいいのではないでしょうか。
もう1つは、
他責にするということです。
他責とは、他人や物、
事柄のせいにすることです。
先日、コロナで売上が
激減してしまった経営者の人と
話をする機会がありました。
その人は、
「医療体制が逼迫しているのは
政治が悪いからだ。そのおかげで
自分たちは犠牲になってしまった」
といったことを言っていました。
確かに、政治にも医療にも
いろいろな問題があります。
しかし、自分たちの売上が
減ってしまったことを、
政治や医療体制が悪いなどと
他のことのせいにして、
改善する努力をしなければ、
どうしようもないのです。
また、コロナ禍でも頑張っている人も、
たくさんいます。
先日も、ニュースで
このような例をやっていました。
ある飲食店が、コロナで店内で
食事ができなくなったので、
完全にテイクアウトに切り替えたそうです。
そして、SNSで毎日「今日のメニュー」などを
発信していたところ、お客さんが増えて、
コロナ前よりも売上がアップしたそうです。
こういった例もあるので、
コロナだから全然だめということはありません。
他のせいにするのではなく、
どうしたら改善できるかを
考えることが重要です。
3つめ、最後は何かと言うと、
流行を追うことです。
たとえば、最近あるクリニックの、
PCR検査が郵送でできると謳った
テレビCMをよく見かけます。
これは、まさにコロナ禍で
流行に乗ろうとしている一例です。
しかし、このように流行を追うのは
あまり良くないと私は考えます。
なぜかと言うと、
今は需要がありますが、
コロナが収束すれば、一気に
需要がなくなってしまうからです。
その後はどうするのか、そこまで見越して
考えているのであればいいですが、
流行だけ追っているのであれば
やめた方がいいでしょう。
このコロナ禍で、飲食店なども
打撃を受けています。
しかし、前と変わらずに
繁盛しているところもあります。
なぜかと言うと、本当に
良い物は残るからです。
ですから、今はコロナによる
淘汰が行われているとも言えます。
ですから、コロナ禍の今も、
他のせいにするとか、流行を追うのではなく、
どの職種においても、本当に良いものを
提供することが重要だと思います。
よろしければ、動画も
ぜひご覧になって下さい。
↓ ↓ ↓