忙しいビジネスマンには、
読書をしたいけれど、本を読む時間がなかなか確保できない
とか、
大量の書類をもっと速くチェックできたらいいのに、
といった悩みが、常につきまといます。
そうしたニーズから、速読に関心を持つ人が多いと思います。
実際、書店にも、絶えず、何らかの速読の本が置いてありますし、
何々式とか、◯◯リーディングといった、
いろいろな速読法が提唱されています。
どの程度の効果が出るのかわかりませんが、
実践すればそれなりの効果はあるのでしょう。
ところで、速読には、
主目的である「本が速く読める」ことの他に、
意外な効用があるのをご存知でしょうか?
以前、こんなエピソードがありました。
昔の病院は、「立ち会い」といって、
医療機器の営業マンが、検査室まで入ってきて、
カテーテルなどの道具を出すのを手伝っていました。
特に東大病院の場合は、
昔はナースが全く働かなかったので(笑)、
こうした営業マンが、ナースの代わりに、
検査室内で働いていたのです。
ですから、そうした営業マンの働きいかんで、
我々ドクターがストレスなく治療をできるかどうかが変わるぐらい、
重要な役目を果たしていたのです。
ところが、ある時入ってきた新人営業マンのSくん。
治療中に呼んでもレスポンスが悪く、冴えない感じでした。
そこで、物は試しにと、秋葉原で購入した速読のソフトで、
速読の練習をさせてみました。
すると驚いたことに、、、
それまで、全く反応の悪かったSくんが
見違えるように変わってしまったのです。
何か頼む時のレスポンスが良くなったのはもちろんのこと、
我々が検査中にひそひそ小声で話している内容も聞き取って、
先回りして行動できるようになったのです。
この変身に要した期間は、わずか2〜3週間です。
単に教育したり、意識改革をしただけでは、
ここまで短期間では変わらないと思いますので、
速読の練習が効果をもたらした可能性は高い
と思っています。
このように、速読という刺激を
脳に与えることで、脳が活性化し、
集中力が高まるという効果も期待できます。
十倍速で読むとか、非現実的な効果を期待するよりも、
こうした意外な効用の方が役に立ちそうです。
実は、パーフェクトブレインのメンバーに速読の達人がいまして、
「集中力を高める速読法」を近々公開する予定です。
みなさま、楽しみにお待ち下さい。
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