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山本太郎はやり過ぎではないか?

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山本太郎はやり過ぎではないか?

YouTubeの動画も始めました。

動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/-b9VfvN4xCM  

 

■先日、参議院選挙がありました。山本太郎率いる、

れいわ新選組からALSの患者さんなど、

いわゆる重度障害者が何名か当選を果たしました。

 

ちなみに、ALSは日本語では、筋萎縮症側策硬化症と呼ばれています。

簡単に説明すると、運動神経、つまり体を動かす神経に障害がおこる病気で、

徐々に進行し、最終的には全身が動かなくなってしまう病気です。

今回当選した人も、体を全く動かすことができない状態です。

 

今回の障害者の当選については

賛否両論あります。

 

「これは凄い。国会のバリアフリーが一気に進む。

正に身を呈した挑戦に勝った。その姿を見ることが、

他の議員にも影響を与えるのでは」

 

「自分の議員生命をかけてでも、この二人を優先的に

比例名簿で上位に置いた山本太郎氏には敬意を表したい」

 

といった賛同する意見もあれば、

 

「実際ALSの人に何ができるの?って聞かれて

まともに答え返ってくるわけがないし、必ず介助が必要ってことは

傀儡になる可能性を排除できないわけで、そういう人を

議員にするのは問題あるやん、普通に考えて」

 

「山本太郎は全くわかってない。ALSの患者は、気管切開してたら

24時間フル介護が必要。国会に看護師を常駐させて、

投票時の意思疎通とかやらせる気かよ。

国会中に痰吸引の音が響くぞ。やらなきゃ死ぬから。

で、途中退席は棄権になるし軽く考えすぎだ

妻がALSの男より」

 

このように批判的な意見もあります。

確かに、ALSの患者は自分で痰をとることもできないので、

国会中に痰吸引をすることなど、議員生活が

かなり大変であることは想像に難くありません。

 

私の意見としては、これはやはり

やり過ぎではないかと思います。

 

病気の人の環境や待遇を改善することは必要ですが、だからと言って、

その当人を必ずしも政治家にする必要はないと思います。

 

やり過ぎ、、、言い換えるなら

これは度を越した行為言わざるを得ません。

 

なぜかと言うと、政治家に必要な要件は、

1、きちんとした政策

2、それを実行できる能力 です。

今回の方々は、少なくとも2に関しては持ち合わせていません。

 

病気の当人でなくても、その病気に対して理解の深い人が

政治家になれば、十分役目を果たせます。

その主張を、国民にきちんと訴えていけばいいのです。

 

また、同じような例で、

芸能人を政治家にすることもあまり好ましくありません。

 

もちろん、当人が本当に政治家を志しているという場合はいいのですが、

知名度を利用するためだけに候補にするのはよくありません。

 

今回の、障害者の候補は人々の感情に訴えていました。

人は感情が動けば、行動してしまいます。

 

セールスではよくこういった手法をとります。

感情を動かして、購買(行動)に走らせる、、、

それと同じ手法を、山本太郎は今回の参議院選で使っているのです。

 

ただ、政治は感情で行なうものではありません。

感情に訴えた人が当選ということになれば、

もっと正当なやり方で、真摯に政治と向き合って、

政治に取り組んでいる人が当選できないということが起こり得ます。

 

もっと政治に真摯に向き合ってほしい私は考えています。

 

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