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なぜアメリカは肥満大国なのか?

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なぜアメリカは肥満大国なのか?

YouTubeの動画も始めました。

動画で観たい方はこちらをご覧ください。
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https://youtu.be/o4f1zYFELPA 

 

アメリカに行くと、

「すごく太った人が多い」いう印象を受けます。

 

彼らは遺伝的に太りやすいからとか生活習慣に問題があるからと

言う人もいますが、実はそうではありません。

 

これには、ワナが仕組まれているのです。

 

どういうことかと言うと、肥満の一番大きな原因は食品です。

この食品にワナが仕組まれているのです。

 

こちらの本をご存知でしょうか?

 

「フードトラップ食品に仕掛けられた至福の罠」

原題は「SALT,SUGAR,FAT」です。

 

この本を読んで頂くと分かるように、

砂糖、塩分、脂分の摂り過ぎは健康に良くありません。

 

このことは、1980年前後に食品メーカーも既に知っていました。

では、なぜ砂糖、塩分、脂分が多く入った食品の販売を

やめないのかと言うと、理由は単純です。

 

砂糖や塩分、脂分を少なくして味を薄くした食品は売れないからです。

 

ライバルメーカーが砂糖がたっぷり入ったものを売っているのに

自社だけが薄味のものを売っても、消費者に選んでもらえないのです。

 

ですから、食品メーカーは健康に良くないことを知りつつも

今もそのような食品の販売を続けているのです。

 

しかし、こういった食品も、たまに少量を摂るぐらいなら

あまり問題ではありません。

 

そうもいかないのはなぜかと言うと、

これらの食品には中毒性があるからです。

 

甘い物を摂ると気分が良くなります。

これは誰もが経験したことがあると思います。

しかし、次に同じ量の甘い物を摂っても、

同じように気分が良くなるかと言うと、以前と

同じ量ではだんだん物足りなくなります。

 

このように、だんだん物足りなくなってしまう

神経の反応のことを、ダウンレギュレーションと呼びます。

 

人間の脳は物足りないと感じると、

より強い刺激を求めるようになります。

つまり、もっとたくさん甘い物がほしくなります。

 

これは砂糖に限らず、塩分、脂分も同様です。

食べれば食べるほど中毒化するのです。

 

中毒化するとどうなるかと言うと、

砂糖の摂り過ぎは糖尿病や肥満、塩分の摂り過ぎは

高血圧、脂分の摂り過ぎは肥満や動脈硬化につながります。

 

当然好ましくありませんが、砂糖、塩、脂を

たくさん入れなければ消費者は美味しいと感じてくれないので

食品が売れないのです。

 

ですから、食品メーカーは健康に良くないと知っているにも関わらず、

砂糖や塩、脂分をたっぷり使った食品を売り続け、

消費者を中毒にするのです。

 

これが食品業界の実情です。

上記の本を読むと詳しいことがよく分かると思います。

 

このような経緯で、アメリカは肥満大国になったのです。

 

これだけでも由々しき事態ですが、

実は問題はこれだけでは終わりません。

 

この問題は、さらに医療業界にもつながるのです。

この話は長くなるので、今日はこのあたりにします。

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