女性医師の数を制限するのは差別なのか?
東京医科大学が、女子の受験生の入学試験の点数を10%削減して、
女性の合格者の人数を制限していたことがニュースで話題になっています。
この話は、一般の人からすると、びっくりなニュースかもしれませんが
医療界ではある意味常識となっています。
やり方はどうであれ、多くの大学が女性の入学者数を制限しています。
こんなことを書くと「また森田が胡散臭い話をしているな!」と思われるかもしれませんが(笑)
これは、本当の話なのです。こちらのリンクをご覧ください。
https://www.med-pass.net/rank/danjohi/
女性しか取っていない東京女子医大を除くと、富山大学が
女性の比率が54%で1位となっています。
この比率から類推すると、他の地方国立大学も女性が5割、あるいは5割以上の
比率になってもおかしくありません。
ところがこのランキングを見ると分かるように、
多くの大学が男女比率6:4のあたりに集中しています。
しかもちょうど6:4になっている大学も数校あります。
この奇妙な符号はおかしいと思いませんか?
東京医科大学の関係者が記者会見で弁明していたように、
女性医師の割合が増えると、実働部隊として第一線で働く
医師の数が減ってしまうため、各大学とも女性の数を制限しているのです。
女性医師は結婚出産に伴い、どうしても第一線を退いてしまうことがあります。
特に、産婦人科など女性医師の割合が多い科ではその影響が強く出ています。
それと、女性医師は、マイナーと呼ばれる眼科、耳鼻科、皮膚科などに集中してしまうため、
外科などのハードな領域にいくドクターが減ってしまうというデメリットもあります。
このようなことが医師不足のひとつの要因になっているのですが、
男女差別になってしまうので、マスコミも取り上げたりはしません。
今回なぜ、東京医科大学の問題が明るみに出たのか分かりませんし、
他の大学まで問題が波及するかも不明です。
いずれにしても少子化に伴い、優秀な女性が医学部に進む割合が
増えたため、女性の比率が高くなったことは事実なのです。
もうひとつ、私が問題視しているのは、医学部に進む女性たちが
心の底から医師になることを望んでいるのかどうかという点です。
女性は男性以上に親の期待に応えようとする傾向があります。
成績が優秀
↓
偏差値の高い大学、あるいは医学部に進む
といった図式が、親御さんも当然頭に浮かびます。
そして、バブル崩壊以降不景気の続く日本では安定した職業である
医師の人気が高まっています。親の期待を一身に背負い、真面目に勉強して
医学部に入る女性が増えたのは、こうした理由が背景にあると思われます。
言い方は悪いですが、これはある意味「親から受けた洗脳」とも言えます。
しかし、親からの洗脳は医学部に入ることであって、
第一線の勤務医としてバリバリ働き続けることではないので
ある程度の段階になると第一線を退く人が増えてしまうわけです。
これが良いとか悪いとか言うことはできません。
なぜなら私たちは皆、程度の差こそあれ、親からの洗脳を受けているからです。
これを読んでいるあなたも思い当たるフシがあるのではないでしょうか?
〇〇をしてはいけないとか、良い子でなければいけないとか、
何かしら親から潜在意識に植え付けられたイメージがあるはずです。
それが良くも悪くもあなたの行動を制限しているのです。
それでも順調に行っている人は、今まで通りでかまわないのですが、
もしうまくいっていないという人はその洗脳を解除し、
潜在意識を書き換え、行動を変える必要があります。
そのような潜在意識の書き換えにご興味のある方は、ぜひ
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