筋トレをやる時には、
大きい筋肉を使うトレーニングを先にやります。
たとえば、上半身のトレーニングの場合、
ベンチプレスのようなハードなトレーニングを先にやり、
アームカールや手首のトレーニングのように、
腕の筋肉だけを使うトレーニングは
後に回します。
この順番を逆にするとどうなるか?
先に手首の筋トレなどをやると、
ベンチプレスなど重い負荷を使うトレーニングの時に、
手が疲れていて、
バーベルをしっかり支えられなくなってしまうのです。
ですから、大きな筋肉で、
重い重量を使うトレーニングを先にやるのが基本になるのです。
では、仕事や勉強の場合はどうでしょうか?
その日にこなす複数のタスクの中で、
何から手を付ければ良いか?
優先順位は、どのように付ければ良いか?
この順位付け次第で、その日1日の仕事や勉強の効率が、
大幅に変わってしまいます。
では、なにを基準にすれば良いか?
基準となるのは2つ。
1つ目は重要度。
重要なものを優先する。
これは疑いようがありません。
有名な7つの習慣のコビー博士も、
重要かつ緊急でないものを優先せよと言っています。
http://threem-design.com/3minutes/matrix-chart/より
多くの人は、重要でないことを優先してしまいます。
たとえば、
朝起きて一番に「重要でない」SNSに没頭したり、
ポケモンGOにはまったり、、、。
これでは、仕事でも勉強でも、
成功はおぼつきません。
ですから、
重要度を第一の軸にするのは
疑いようがありません。
では、もう一つの軸は何か?
コビー博士の教え通り、
「緊急度」を第二の軸にすれば良いのでしょうか?
もちろん、緊急性も考慮する必要がありますが、
もっと重要な要素があります。
これを上手くコントロールできないと、
やはり成功はできません。
その重要な要素とは、、、
「難易度」です。
要するに、
その作業に対して
「たいへんだ」と思うかどうかということです。
これは、作業の工程の複雑さとは必ずしも一致しません。
心理的な要素の方が大切です。
それほど複雑でない作業でも、
やりたくないものだと、
「たいへんだ」と思うことがあるはずです。
そのような「たいへん度」の高い作業を優先的にこなすのです。
これは、子どもの時に、
食卓に並んだおかずの中で、
好きなものと嫌いなもの、
どちらを先に食べるかという発想と似ています。
嫌いなものを先に食べてしまえば、
後が楽になります。
あるいは、ジェットコースターが、
高いポイントまでゆっくり上がるのとも似ています。
高いところまで上がるのはたいへんですが、
そこから先は、一気に勢い良く下っていけます。
日々の仕事や勉強も、
「重要かつたいへんなもの」を優先的にこなしていけば、
残りの作業は楽にこなせます。
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