世間一般の人から見ると、
お医者さんというのは、
皆お金持ちと言うイメージがあるようです。
しかし、実態はそうではありません。
まず、世間の人が考えるお医者さん(勤務医)のイメージは、
以下のような感じです。
年収は3000万以上。
都内の高級マンションに住み、
ベンツやBMWやポルシェのような高級外車に乗っている。
このようなイメージです。
確かに、高級マンションに住み、
高級外車に乗っている勤務医は少なくありません。
しかし、このようなドクターは、たいてい貧乏です。
なぜかと言うと、、、
まず年収ですが、
3,000万円も給料もらえる勤務医はあまりいません。
都内の病院に普通に勤務していたら、
年収はせいぜい1500万円前後です。
もちろんこれは、一般のサラリーマンの方に比べれば、
十分多い金額ですが、
それ以上にお金を浪費してしまうドクターが多いのが現状です。
なぜかと言うと、上記のように、
お医者さんというのはステイタスが高いというイメージがあり、
しかも、家が買いたいとか、車が買いたいと言う話になると、
銀行が簡単にお金を貸してくれるため、
知らず知らずのうちに出費が多くなってしまうのです。
ちなみに、年収2000万円の勤務医が、
1000万円のベンツを買ったらどうなるか考えてみましょう。
年収が1800万円を超えると、
所得税と住民税を合わせた税金は50パーセントになります。
と言う事は、給料の半分は税金で持っていかれます。
実際には、控除があるため、
給料の半分すべてが税金になるわけではありませんが、
ここでは説明をわかりやすくするため、
2000万円のうち、1000万円が税金だとしましょう。
そうすると、1000万円のベンツを買うためには、
2000万円のお金を稼ぐ必要があります。
という事は、1年分の給料が、
ベンツに形を変えて消えてしまうわけです。
仮に、5年間で払うとしても、1年あたり200万円ですから、
400万円分の給料が、ベンツのために使われることになるのです。
さらに、1億円のマンションを買ったらどうなるでしょうか?
1億円を支払うためには、
2億円の給料を稼ぎ出す必要があります。
そうなると、10年分の給料が必要になります。
これをもし、20年で分割しても、1年あたり1000万円になります。
先程のベンツと合わせると、1,400万円ですから、
残った給料は600万円で、税金を引くと残りが300万円
これだと、平均的な、若手サラリーマンと変わらなくなってしまいます。
他にも色々と出費がかさむため、
ほとんど貯金もできない状態になってしまうのです。
なぜ、このような事態に陥るのか??
医療の世界は閉鎖的なので、
医師とくに勤務医は、税金対策などにも無頓着です。
税金のからくりをよく知らずに、出費してしまうと、
往々にして、このような結果を招いてしまいます。
重税大国日本では、やはり節税のための対策は必要です。
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