今回の台風11号も多くの被害をもたらしました。
日本は、台風に限らず、
地震や火山などの災害のリスク、
そして国家が抱える多額の借金や、
先の見えない少子高齢化問題など、
多くのリスクを抱えています。
そのような中、
海外への移住や
ロングステイを検討する人が増えています。
私は20年ぐらい前から、
ハワイ移住を検討していました。
その一方で、ここ数年は、
東南アジアの諸国も視察し、
どこが移住やロングステイに
適しているか検討してきました。
今回は、その経験を踏まえて、
お勧めの移住先についてお話したいと思います。
日本人の海外移住やロングステイ先として
一番人気があるのがマレーシアです。
出所:財団法人ロングステイ財団
人気の理由としては、
・暖かい気候
・物価が安い
・日本から比較的近い
・英語が通じる
などが挙げられます。
実際、首都クアラルンプールの近郊には、
約6000人の日本人が住んでいる
と言われていますが、
ロングステイの数を含めると、
その数は数倍に上り、
日本人のコミュニティもできています。
では、これから移住やロングステイをする人は、
やはりクアラルンプールがベストかというと、
ちょっと事情が変わりつつあります。
バブル崩壊後の景気の低迷や少子高齢化で、
日本経済の成長が滞る中、
東南アジアの諸国は、
目覚ましい成長を遂げています。
マレーシアも例外ではなく、
かつては、
日本の3分の1と言われた物価も、
首都クアラルンプールでは、
円安の影響もあり、
ほとんど変わらなくなった感があります。
となると、
「物価が安い」
というメリットも薄れてしまいます。
また、首都クアラルンプールに
経済や商業の機能が集中した結果、
渋滞も激しくなり、
郊外から気軽に買い物に出かける雰囲気
ではなくなりつつあります。
そんな中、今注目されているのが、
マレーシアの南端にある州、ジョホールバルです。
なぜ、ジョホールバルが注目されているのか?
それは、海をはさんですぐ隣がシンガポールだからです。
シンガポールは香港と並ぶ、
アジアの金融のメッカとして急速な成長を遂げました。
国土面積は、710平方キロメートルと、
東京23区と同程度ですが、
そこに540万人の人が住み、
一人あたりGDPは約56000USドルと、
すでに日本を超えています。
急速な経済成長の結果、
当然物価が上昇し、
家賃や人件費も上がります。
シンガポールの中心部の家賃は、
東京で言えば六本木レベルか、それ以上です。
六本木ヒルズやミッドタウンで働く人で
六本木に住んでいる人が少ないように、
シンガポールでも、
家賃の安い、
隣国のマレーシア・ジョホールバルから
通う人も増えているのです。
東京で言えば、
神奈川県の川崎市や
千葉県の松戸市から東京に通う感覚です。
また、人件費の高騰に伴い、
ジョホールバルからシンガポールに
働きに行く人も増えています。
シンガポールの会社からすれば、
人件費を安く押さえられますし、
ジョホールバルの人にとっては、
地元で働く場合の倍以上の給料がもらえて、
まさにWin-Winの関係です。
このような中、
ジョホールバルが大きく注目されるようになったきっかけは、
今から約10年前、
マレーシアの首都クアラルンプールからジョホールバルを経由して、
シンガポールまでを新幹線で結ぶ計画や、
ジョホールバルを大規模再開発を行うという、
いわゆる「イスカンダルプロジェクト」が発表されたことによります。
この巨大プロジェクトの発表によって、
それまでは、マレーシアの南のはずれの田舎町だったジョホールバルが、
一気に注目を浴びるようになったのです。
その2に続く、、、
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