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暑い!今年の夏を乗り切るために

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暑い!今年の夏を乗り切るために

今年も暑いですね。

毎年、夏になると熱中症、あるいは

それに近い状態になる方がいます。

 

過去の統計でも、数万人の方が

救急車で搬送されています。

中に亡くなってしまう方もいる

という状況です。

 

 

そこで、今回は熱中症

それに近い状態に陥って、

具合が悪くならないために

注意すべき点紹介していきます。

 

まず、1つめです。

それは水分を摂らないことです。

 

あり得ないと思うかもしれませんが、

水分をあまり摂らない人意外にいます。

 

たとえば、トイレに行きたくないとか、

あるいは喉が乾いた方が

ビールが美味しいから我慢する

といった理由です。

 

しかし、それはよくありません。

 

普段から、水分はコンスタントに

摂った方がいいのですが、

暑い時は、水分がどんどん失われるので、

より多くの水分が必要になります。

ですから、暑い時は、水分を

積極的に摂った方がいいのです。

 

まずは、そこを意識して

積極的に水分を

摂るようにしてください。

 

ところが、、、

ここにも落とし穴があります。

 

実は、水分を摂るだけでは

だめなのです。

 

それは、なぜか?

 

水分だけでは不十分なのです。

暑くて水分が失われたということで、

水だけを摂る人がいます。

 

そうすると何が起こるかと言うと、

塩分が不足してしまうのです。

 

なぜかと言うと、汗と一緒に

塩分もどんどん失われていくからです。

 

その状態で、水だけ補うと、

低ナトリウム血症といって、

血液中の塩分が不足した

状態になってしまいます。

 

わかりやすく言うと、

血液が薄まった状態になります。

それがひどくなると、

具合が悪くなってします。

 

私も、かつて気温32度の中で、

フルマラソン走った後、

水を一気に2リットルぐらい

飲んだことがありました。

 

それから30分後ぐらいに、

気持ちが悪くなってきました

 

私は知識があったので、

この症状が低ナトリウム血症だと

すぐに気づきました。

 

そこで、カップヌードルを

一気に食べて事なきを得ました。

 

しかし、本当にひどい場合は

意識を失うことにもなりかねないので

注意した方がいいでしょう。

 

その対策として、

発汗が多い時水だけではなく、

塩分を含んだものも摂ることが

重要です。

 

たとえば、スポーツドリンク

飲んだり、塩分自体を摂ることです。

 

汗をたくさんかいた時は、

水以外に塩分も補うことが

ポイントになります。

 

それは何かと言うと、

意外と知られていないのですが、

長時間しゃがむことです。

 

これは、大変危険です。

暑くて水分が失われると、

血管の中の水分も減ってしまい

脱水状態なります。

 

しゃがんでいる時は、

足の血流が悪くなります。

 

血流が悪くなると、

足に行く血液が減ります。

 

その状態から急に立ち上がると、

足に行く血液が、一気に増えます。

 

その分、脳に行く血流が

減ってしまうわけです。

 

人間の体はバランスを保つために

血圧の調節行ないますが、

それが間に合わないと、

脳に行く血流が減って、

立ちくらみがしたり、ひどい時には、

気を失ってしまうのです。

 

脱水状態の時は、

特に起きやすくなります。

 

ですから、長時間

しゃがまないようにすることと、

立ち上がる時は気をつけた方が

いいでしょう。

 

しゃがむ必要がある時は、

なるべく短めにした方がいいです。

 

その時に、両足を曲げていると、

それだけ血流が減って、

立ち上がった時の反動も大きいので、

完全に足を曲げるのは片方だけにすると

まだ影響が少ないです。

 

こういったことを

意識してみてください。

 

それでも、もし立ち上がって

目の前が真っ暗になるようであれば、

急いでもう一度しゃがんでください。

 

しゃがんで落ち着いてから、

腰かけるようにするといいでしょう。

 

よろしければ、動画も

ご覧ください。

↓   ↓   ↓

https://youtu.be/y76UnrM-PpA
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