習慣化のコツ

今回は習慣がテーマです。

良い習慣を継続したいと思っていても、

なかなか続かない人が少なくありません。

では、どうすれば

継続できるでしょうか？

それを考えていきたいと思います。

まず、1つめのポイントとしては、

パターン化することです。

毎日同じパターンを繰り返すことが、

習慣化するのに適しています。

たとえば、朝起きたら散歩や

ジョギング、ラジオ体操をするなどです。

よくそれをしている高齢の方を見かけますが、

これもパターンが確立されていると言えます。

起きたら必ずすることで、

やらないという選択肢がないわけです。

食後に歯を磨くとか、男性なら

お風呂でヒゲを剃るなどと同様に、

とにかくパターンを決めてしまうことです。

学校には時間割があります。

時間割があれば、次に何をやるのか

決まっているので、迷いようがありません。

私たちの生活も同様です。

時間割のように、やることを

決めてしまうのです。

では、なぜこういったことが

有効なのかと言うと、人間は

ワーキングメモリーが弱いからです。

いつもお伝えしていますが、人間の脳は

毎回次に何をするかを考えるのが

ストレスで負担になってしまいます。

しかし、パターンが決まっていれば

何も考えずに、ストレスなく行動が

できるようになります。

ですから、パターン化は有効なのです。

ぜひ試してみてください。

２つめのコツを解説していきます。

それは何かと言うと、

ご褒美を設定することです。

人間はご褒美があるとやる気が出ますが、

このご褒美にも、ポイントがあります。

１つめのポイントは、

行動の直後にもらえるということです。

たとえば、子どもに勉強をさせるために、

終わったらご褒美にケーキをあげるとします。

行動の直後に、ご褒美がもらえるのであれば、

やる気が出ます。

勉強したら、１ヶ月後に

ケーキをあげると言っても、

そこまで我慢できる子どもは

なかなかいません。

ですから、ご褒美は行動の

直後に設定することが、

やる気を出すためのポイントです。

あるいは、目に見える

ご褒美でなくてもかまいません。

すぐに効果が実感できれば、

継続しやすくなります。

たとえば、ダイエットのために

食事制限をすると言っても、

どのぐらいやればいいのかが見えてきません。

たった１日食事制限をしたからと言って、

劇的に変わるわけはなく、

すぐに効果を実感できないのです。

それに対し、私の講座で教えている

エネルギー管理術では、

エネルギーレベルを安定させるために

食事を調整します。

これは、実践すれば

すぐに体調が良くなります。

良さをすぐ実感できるので、

継続できる人が多いのです。

このように、すぐにもらえるご褒美や

すぐに効果が実感できることが、

継続するためのコツになります。

３つめのコツは、

意識を切り替えることです。

どういうことかと言うと、

いろいろな工夫をしても、どうしても

面倒くさいという時があります。

たとえば、毎朝ジョギングに行く

という習慣も、準備に多少手間がかかります。

なかなかそれをゼロにすることはできません。

人間の脳はステップ、つまり手順が多いと、

一瞬にして面倒くさく感じます。

面倒くさく感じると習慣化できません。

私の講座では、その面倒くささを

断ち切る方法として、意識を切り替える、

ステップ集中という方法を教えています。

どうしても面倒くさい時は、

意識を切り替えることによって

面倒な作業でも集中して

素早くこなすことができます。

それにはどうしたらいいかと言うと、

トリガー、つまりきっかけを作ることが

ポイントになります。

トリガーは引き金という意味ですが、

何か意識を切り替えるきっかけを

作ることが重要です。

たとえば、ストップウォッチを押したら

意識を切り替えるようにするといった

やり方を推奨しています。

他にも、どんなやり方でもかまいません。

たとえば、昔の仮面ライダーは、

変身ポーズを取って変身していましたが、

それと同じように、何かポーズをとったら

意識を切り替えるというのも有効です。

そういったトリガーを作って、

これをしたら集中モードに入るという

クセをつけるのがいいです。

それをすることで、面倒な作業でも

集中してこなすことができます。

何度か繰り返すうちに、

自然に集中できるようになるので、

ぜひ試してみてください。

よろしければ、動画も

ぜひご覧になって下さい。　　　　　

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https://youtu.be/OGYWhrhJ93Q