メジャーリーガーのイチロー選手。
日米通算最多安打に向けて、
邁進しています。
この日米通算安打の評価に関しては、
意見が別れていますが、
いずれにしても、
イチロー選手が、メジャーリーグにおいて、
偉大な足跡を残したことには間違いありません。
ところで、そのイチロー選手ですが、
バッティングフォームが徐々に変わっているのをご存知でしょうか?
日本でデビューした頃のイチロー選手は、
右足を大きく動かすバッティングフォーム、
いわゆる「振り子打法」でした。
しかし、メジャーに移ってからは、
メジャーの投手の速球や鋭い変化球に対応するため、
振り子打法を止め、
右足をあまり上げないフォームに切り替えています。
それだけでなく、日本時代もメジャーに移ってからも、
毎年毎年、少しずつフォームを変えているのです。
このように、一度できた「型」を変えるというのは大変なことですし、
勇気が要ることです。
しかし、あえてそれを続けてきたからこそ、
メジャーの投手の攻め方の変化にも対応でき、
こうして長年活躍できたと言えます。
これを脳内回路の理論に当てはめると、
どのような解釈ができるでしょうか?
1つのフォームを完成させると言う事は、
1つの脳内回路を完成させると言うことです。
脳内回路を変える、
すなわち、脳内回路を再構築するということなのです。
したがって、再構築した回路が定着するまで、
時間もかかりますし、
労力も要ります。
そうした、たいへんな作業を、
イチロー選手は毎年毎年繰り返していたのです。
実は、これは決して特殊なことではなく、
ビジネスマンをはじめ、
我々一般人にも当てはまる重要なことなのです。
なぜかと言うと、
変化の速い現代社会においては、
1つのやり方をずっと続けていくだけでは、
勝ち残れないようになってしまったからです。
1つの「型」をせっかく作っても、
それを変える判断、
決断力が必要になります。
ここで重要になるのが、
やはり、ワーキングメモリーであり、
脳の中では、
脳内回路の再構築が行われているのです。
このことに気づき、
脳を鍛えることができた人が、
現代社会における勝者になれると言っても過言ではないのです。
********************
ブログ、HP以外にメルマガでも、
みなさんのお役に立つ情報を配信しています。
天才脳開発、集中力の高め方、目標達成、
時間管理、仕事の効率アップ、受験勉強、
ダイエット、収入アップなどなど
ご興味のある方は、下記よりお申込みください。