近年は、
「私って、こういう人だから、、」といった表現がよく使われるようになりました。
自分は明るい性格だとか、内向的だとか、自分の特徴を、誰でもなんとなく認識しています。
しかし、それは本当に正しいのでしょうか。
実は、それらのほとんどは単なる「思い込み」なのです。
なぜ、そのような思い込みが形成されるかというと、主な要因は幼少期にあります。
たとえば、親から「危ないから、そんなことしちゃダメ！」といつも言われて育った人は、積極性に欠けて人の意見に従うようになります。
このように周囲の影響を受けて形成された人間性を、みな、生来のものだと思い込んでしまうのです。
そして、この思い込みが人間関係にも影響します。
これは、
・自分を肯定するか否定するかの2パターン
と、
・他人を肯定するか否定するかの2パターン
の組み合わせで、
おおまかに4つのパターンに分かれます。
図の左上は、自分も他人も肯定できるタイプ。
自分に自信があり、他人も尊重できるタイプです。
右上は、自分はOKだけど、他人はダメというタイプ。
他人のことはけなし、自慢ばかりするタイプです。
左下は、他人のことは「すごいなあ」と思えるのに、自分のことは否定してしまうタイプです。
自信がなく、ものごとが上手くいきません。
そして、右下は、自分もダメ、他人もダメなタイプ。
つまり、人生全てに悲観的なタイプです。
人生を楽しく生きるためには、左上になる必要があります。
自分の良いところも認め、他人の良いところも認める。
みなさんは、どのタイプでしょうか。
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