東大に入るような人は、
小さいころから勉強ばかりしていた?
世間では、このように思っている人が多いと思います。
しかし、実際のところはどうでしょうか。
少なくとも、私の周囲の人間を見る限り、
これは必ずしも当てはまりません。
先日、臨床心理士の小幡智子さんと対談しました。
小幡さんが思い描いていたものと、
私の幼少期の体験が真逆だったので、
かなり驚かれたようでした。
小幡さん
「森田先生は小学校のころから、よく勉強していたのですか?」
私
「いえ、宿題はやっていましたが、せいぜい15分から30分。
あとは、遊んでました」
小幡さん
「え!! そうなんですか?」
私
「はい。
小学校2年生のころは、漫画家になろうと思って、
毎日マンガを描いていました。
学校から帰ると、いつも机に向かっていたので、
母親は、私が真面目に勉強していると思っていたようです」
このような作業は、勉強にはプラスにならないように思えます。
しかし、マンガを描くというのは、かなり難しい作業です。
そもそも絵を描くだけでも、脳は複雑に働きます。
それに加えて、ストーリーも考えないといけないので、
想像力も鍛えられます。
このような観点から考えると、
遊びというのは、脳を鍛えるのに有効だということがわかります。
むしろ、遊びの中から、子どもの才能が発見できるかも知れません。
野球をやっている子どもの中で、甲子園に行ったり、プロ野球に進むのは、
ほんの一握りです。
同じように、勉強をしている子どもの中で、東大に行けるのは一握りなわけです。
もちろん、誰でも真面目に勉強すれば、ある程度のレベルまでは行けるでしょう。
しかし、もしかしたら、他にもっと才能を発揮できる分野があるかも知れない?
そういった視点で、子どもの才能、多様性を見てあげたほうが良いでしょう。
最終的には勉強して大学に行くことになる可能性が高いとしても、
進路を選ぶ際の基準がだいぶ違ってくるはずです。
結論としては、
子どもは、よく遊ぶべき。
そして、勉強は短時間で集中してやること。
これが一番ですね。
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