先日、鉄門野球部(東大の医学部の野球部)の納会に参加してきました。
ちなみに、納会は普通年末にやるのですが、諸事情により、
10年ほど前から、年明けにやっています(笑)。
かつては、医学部の大会で全国2位になった栄光の野球部も、
最近は低迷しているようです。
歴史は繰り返すと言いますが、
私が入部した頃は、とても弱かったので、
30年経って、同じような状況に戻ってきた感じです。
特に投手陣が弱く、ほとんどの試合で二桁失点ということでした。
私も学生時代はピッチャーをやっており、
そこそこいいピッチングをしていたので、
練習法に関してアドバイスをしてきました。
自分で言うのも何ですが、
私の場合、コントロールにはかなり自信がありました。
もちろん、それは最初から良かったわけではなく、
ある練習法で培ったものです。
その方法とは、、
チームでの全体練習とは別に、
私は、一人でこっそり練習をしていました。
いわゆる、壁当て。
壁に向かってボールを投げる練習です。
一人で壁当てなんて暗いイメージですが、
自分の好きな時間にできますし、
ピッチャーは低めギリギリに投げないといけないので、
生身の人間だと取り損なったり、
場合によっては、体にぶつけたりしますが、
壁なら何でも受け止めてくれるので
気にせずにできて、とても便利です(笑)。
もう一点、私が重視していたのは、
なるべく実戦に近い形式で練習するということです。
実戦を想定し、バッターを相手に投げるようなイメージで
ピッチング練習をしていました。
甘い球を投げてしまったら、ヒット、
フォアボールならランナー一塁、
相手が4番なら、警戒して外角低めギリギリ、
ボールになってもいいような球を投げるなど、
極力実戦に近い状況を想定して練習したのです。
このような練習をした結果、
どの球種も、自分が思ったところに投げられるようになり、
夏の大会では、勝利投手になることができました。
今こうして振り返ってみると、
私は、他の人の倍ぐらい練習していたようです。
つまり、
人より少し上手くなるためには、
人の倍の努力が必要ということです。
では、もっとずば抜けて上手くなるにはどうしたら良いでしょうか?
かつて、阪神タイガースの4番を務め、
ミスタータイガースと呼ばれた掛布選手の背番号は31番でした。
掛布選手は、長年阪神の4番を務め、
ホームラン王3回、打点王1回、
そして、
1985年の阪神の優勝にもバース、
岡田とともに大きく貢献しました。
彼の背番号には、2つの意味があると言われています。
一つは、長嶋茂雄の現役時代の背番号3と、
王貞治の現役時代の背番号1を組み合わせたという説。
もう一つは、
掛布選手のお父さんが、
「人の3倍努力して1番になりなさい」という意味を込めて選んだという説です。
掛布選手は背番号通り、それを実践して1番になったわけです。
どんな分野でも、圧倒的な結果を出したければ、
人の3倍の努力や貢献が必要。
このことを覚えておきましょう。
さて、低迷中の鉄門野球部ですが、、
全ての物事は波なので、一番低いところまでいけば、
あとは上がるだけ。
これからの上昇に期待しています。
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